近江町市場で昼食後、ホテルにチェックインして、金沢観光。
ホテル前の交差点の向こうには、前田利家公を祀った尾山神社。
神社と言えば鳥居。
ん~~
先日、義母を亡くした私は???
@身内の不幸と神社参拝
古くから日本では家族や親族に弔事があった場合、故人を偲び哀悼の意を表します。
また自身の深い悲しみと辛さを乗り越える一定の期間を設けます。
この期間のことを「服忌」(ぶっき)と呼びます。
「服」とは故人への哀悼の気持ちを表す期間(喪中)、「忌」とは故人の祀りに専念する期間(忌中)といわれます。
この期間は地域によって多少違いがありますが、故人を偲ぶ大切な期間といえます。
多くの方が「喪中」と「忌中」を同義語、または同じ用途で使われていますが本来は違う意味の言葉です。
またこの期間に関しては奈良時代の「養老律令」、江戸時代の「服忌令」などに見られます。現在の服忌期間の基になったものは明治7年太政官布告「服忌令」といわれていますが、現在では服忌に関する法律は存在せず、習慣・習俗として残っています。
◎忌中
•故人を偲び、御霊(みたま)を鎮める期間
•神事・結婚式のほか、お祝い会などへの出席を控える
◎忌中の期間
故人との関係により様々ですが、一般的には親・配偶者は50日、祖父母は30日、兄弟姉妹・子どもは20日とされており、所謂親戚の場合、1~3日程度とされています。
◎忌中の行動
忌中は故人を偲ぶことに専念する期間ですので、神社への参拝やお祭り、結婚式やお祝い事への出席は控えるようにします。
神棚があるご家庭では、神棚に白紙を掛けお参りを控えます。
お正月をまたぐ場合は初詣も控え、神棚の御札は忌明け後に受けましょう。
やむを得ず期間中に参拝する場合は、あらかじめ神社にご相談され、お祓いを受けてから参拝します。
忌中(最長50日)が過ぎれば、通常通り神社へ参拝や神棚のお参りをしていただいて差し支えありません。
@尾山神社
加賀藩祖、前田利家公とその正室、お松の方を祀る神社。
慶長4年(1599年)前田利家公の薨去にともない、利長公が守護神としていた物部八幡宮、榊葉神明宮を遷座する名目で、社殿を建立し、利家公の神霊を合祀したことが始まりとされる。
ステンドグラスが美しい和漢洋の三様式を折衷した独特の形をもつ神門は、重要文化財に指定されている。
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