暴れ方は日替わりですが
食後に暴れる心臓に閉口してます
今日はまだマシな方
心房細動男で~~す
地上から星を撮影する場合
絶対に避けて通れないのが
空気越し
に星を撮るということ
陽炎を見ればわかる通り
空気は限りなく透明に感じますが
その実、空気を通る光は屈折しているので
空気が揺れると光も曲がったり歪んだりします
この空気越しでゆらゆら揺れる像を
いかに元の星像に近づけるか?
これが天体写真における画像処理を
大いに進化させる原動力となってきました
397年ぶりの木星と土星のランデブー(2020/12/22 大洗でP1000で撮影)
右下は1枚撮りの木星と土星
※高度が低い、日没後間もないなど、非常に悪条件下で撮影
左上は約2500フレームのうちの450枚をスタックしWavelets処理したもの
※スタック処理=コンポジット(加算平均)
木星の質感を出すために土星はアンダーになってるため
土星の模様などは全く出ませんが
木星の模様はいい感じで復元されていると思います
大気の状態が良く、カメラの設定を追い込んでいい星像が得られれば
コンポジットとWavelets処理で
ただのカメラのCOOLPIX P1000でも
これぐらいは撮れます
(太平洋高気圧下の浄土平で撮れば、最高の木星や土星の画像が得られるでしょう)
この調子で、次は
Z6Ⅱと70-200で撮ったM42などをコンポジットしてみたいと思います