不整脈のトラウマに打ち勝って明るく前向きに生きる男の顛末記

明るく前向きに生きることで
不整脈とQOLをコントロールした男の生きざまを描く

COOLPIX P1000でもスタック処理で木星の模様がここまで見える

2020-12-25 20:59:37 | 脈△神○評△

暴れ方は日替わりですが
食後に暴れる心臓に閉口してます
今日はまだマシな方
心房細動男で~~す




地上から星を撮影する場合
絶対に避けて通れないのが

 空気越し

に星を撮るということ

陽炎を見ればわかる通り
空気は限りなく透明に感じますが
その実、空気を通る光は屈折しているので
空気が揺れると光も曲がったり歪んだりします

この空気越しでゆらゆら揺れる像を
いかに元の星像に近づけるか?
これが天体写真における画像処理を
大いに進化させる原動力となってきました


397年ぶりの木星と土星のランデブー(2020/12/22 大洗でP1000で撮影)

右下は1枚撮りの木星と土星
 ※高度が低い、日没後間もないなど、非常に悪条件下で撮影
左上は約2500フレームのうちの450枚をスタックしWavelets処理したもの
 ※スタック処理=コンポジット(加算平均)

木星の質感を出すために土星はアンダーになってるため
土星の模様などは全く出ませんが
木星の模様はいい感じで復元されていると思います

大気の状態が良く、カメラの設定を追い込んでいい星像が得られれば
Dosei1015-01
Mokusei-1015-30-480
コンポジットとWavelets処理で
ただのカメラのCOOLPIX P1000でも
これぐらいは撮れます
(太平洋高気圧下の浄土平で撮れば、最高の木星や土星の画像が得られるでしょう)

この調子で、次は
Z6Ⅱと70-200で撮ったM42などをコンポジットしてみたいと思います