不整脈のトラウマに打ち勝って明るく前向きに生きる男の顛末記

明るく前向きに生きることで
不整脈とQOLをコントロールした男の生きざまを描く

嘘をつけない現代医学 推定食塩摂取量を減らせるのは野菜だ!

2023-04-29 08:07:50 | 高血圧薬物療法


ここんとこ仕事が忙しく、食でストレス解消を図り塩分摂取量13gを自覚している。
よりにもよって、尿検査の10日前くらいからその状態が続き、
今回は平身低頭、主治医に懺悔を覚悟していた。

ただ、1食140gのカット野菜を朝晩1食ずつ。
(キャベツ・紫キャベツ・人参・キュウリ・レタスのミックス)
昼食には200gの無塩野菜ミックスジュースを1杯。
都合480g相当の野菜摂取だけは続けていた。

今回の診療は、腎臓保護の薬が夏の間の脱水で逆に膵臓を痛めてしまうので、
薬の量を減らさなければならないか?30分の安静後血液検査も込みだった。

診察室に呼ばれ、やはり夏は減薬、それでもダメなら無薬と話があったが、
それ以外の話はなく先生の機嫌はすこぶるよろしいようだ。

恐る恐る検査結果を見ると、

 推定食塩摂取量 9.4g

なぁにぃ~~~~~~~~~。

なんと! 全国平均を下回っている
これまで11g平均くらいだったが9.4g・・・・
その差4g(自覚13gとの)はドコに行ったんかいな?

11gの頃より間違いなく塩分は摂っているのに。

心当たりは一つだけある。
以前は毎食野菜を摂る!を徹底できていなかった。

言うまでもなく、野菜のカリウムは塩分を体外に排出するだけで、
塩分を消す魔法の成分ではない。
摂った塩分は尿によって体外に排出されるしかなく(汗の塩もあるが)
それに関係する成分を漏れなく計測して、どれだけ塩分を摂ったか推定しているので、
摂った塩分をチャラにはできない。

現代医学の前には、人の嘘は通らないのだ。

そもそも減塩の目的は腎臓の保護であり、塩分を体外に排出すること自体が、
腎臓の負荷になっているので塩分を摂るな!なのである。
つまり、野菜を食したところで(=カリウム摂取)塩分を摂り続ける限り、
腎臓への負担は減らないのだ(ということらしい)。

私が推測するに、食中に野菜をもりもり食べることにより、
体内への塩分吸収が抑えられているとしか考えようがない。
それは野菜が塩分を摂り込んで便になっているのか?
それとも何か別のメカニズムが働いているのかは知らんが。

野菜を食うことが健康にいいことは紛れもない事実だ。
が、野菜食はコストがべらぼうにかかる。
私で1日300円、1か月9000円だ。(しかも生協で、これがコンビニなら倍はかかるだろう)
それでも塩分吸収を抑える魔法の食べ物のようなので、
コストをかける価値は十二分にあると思う。

ちなみに、カット野菜は栄養成分が~~とか、
かえって身体に悪いとか潔癖症のネトオタが騒ぐこともあるようだが、
クソメンドクサイ生野菜調理に飽きて野菜を摂らなくなるよりはよっぽどマシである。

人生はトータルバランスである。
如何に時間を有効に使い、ベストではないにしろ、
最大限合理的かつベターで、それなりの結果を得る。
ということも大事なのだ。

ということで、嘘は通らない現代医学の前で、
塩!塩!塩!塩!とにかく塩を減らせ。
そうでないと不健康で悲惨な人生の末路を迎えそうな方は、

野菜をちゃんと食いなさい!