私が手術を行う会津医療センター
手術が終わり、身体が回復して撮影に復帰したら
2022年は【会津医療センターと星空シリーズ】と称して
年間を通して天の川や磐梯山や会津の霧などと絡めて
タイムラプス動画を撮りためたいと考えている
そのためのロケハンと
光の状態の確認を兼ねて
試し撮りをしてきました
このコロナ禍もあって
日々激務が続いている医療関係者の皆様方には
ゆっくり星空を見ている余裕や時間はなく
自分たちが働いている職場の上に
こんな風に星空が流れているなどと
心にとめる余裕もないのではないか
と勝手に思い勝手に撮らせていただく
グラデーションNDフィルターなしだとこうなる
医療センターが明るく写る割に星は写らず
冷え込みが激しいの手前の川から立ち昇る霧で
医療センターが霞んで見える
医療センターを適正露出にすると星はかなり減る
これはこれで表現としては面白いので
ソフトフィルターを入れて星を大きく魅せるのもありか
医療センターの明かりは強く
何も工夫しなければ星は霞む
会津の街明かりも強いので
山の上で撮るような美しい星空は望めないが
フィルターやテクニックで
少しでも星空を浮かび上がらせる
その努力がまた楽しい
手術が成功するか否かに関係なく
私のチャレンジに力を添えてくださる
主治医や医療関係者の皆様への
感謝の気持ちはもちろんあるが
私がこういうことをやろうとしているのは
誰かのためにとか
そういうのは一切なく
誰の目に留まるかも気にはしない
私がやりたいと感じたのでやるまでである
もし、医療関係者の方なり
何らかの病気で苦しんでいる患者さんなりの
目に留まることがあって
何かを感じていただけるのであれば
それはそれでよい
幸い、私は夜間誰もいない時間に撮る
誰かに見られれば不審者そのものであるが
誰かに見られることはほとんどないし
別にやましいことは何もしていないので
他人様に迷惑をかけることはない
(実は撮影中に職質というのはたまにある)
超広角で撮るので人や車の映り込みなどの
プライバシーの侵害も気にしなくて済む
山中と違い、クマや野生動物におびえることもない
人々の生活音や人々が灯し消えていく明かりと
星空のコラボを眺めているのも一興である
今回、医療センターに行って感じたのは
あれだけの数の患者さんがいて
患者さんの数だけ人生があるんだなということ
(もちろん医療関係者の方も含めて)
その中の一人の
一つの人生は
誰もやらないことをやる
変わった人生である(笑)
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