赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

不動産の市況

2011-03-20 15:50:28 | 日記
 今回の震災と原発事故の影響は不動産の市況にも影響を及ぼしています。

 生活者が食糧や燃料の買い占めに走るのとは真逆に。


 不動産や住宅は当分買い控えになるんです

 大震災前には外国人(特に中国人)の日本の不動産買いあさりなどが報道されてましたが。

 
 個人で住宅、不動産を求める方も様子見になるでしょう。

 供給する側の業者も仕入れの買い控えが続きます。

 ましてや中国人の買いの手は当分引っ込んでしまいます。

 特に不動産業界は元気な戸建住宅開発業者の旺盛な仕入れ姿勢がありましたから、土地などが 動いていたんです。

 これが一斉に手控えるんですから。

 市況は冷え切ってしまうんです。
 当分。

 この機会に仕入れが上手くいってい無かった開発業者は買いに走る事はありますが、良い場所 や買い得の土地を探しますね。

 多くの開発業者は当面の在庫を抱えていますから、何も慌てる事は無いので、外に向かっては 買う姿勢を見せながら、実質は買い手控えるんです。



 赤カブ不動産屋が手伝っていた、上海での不動産展示会も当分延期で進んでいます。

 昨夜菊芋研究会の帰り、最近連絡してこなかった柏市のSさんから℡。
 今月末の契約予定が買い側の業者が買えなくなったので、他に無いでしょうかと。
 「その予定価格から割安なら買いの業者はいるかも。」
 今朝、自宅に資料を送って貰いましたが、難しいか。

 赤カブ不動産屋が進めている土地についても、先ほど連絡があり、買えるようにしているが、 価格は赤カブ不動産屋の希望には届かないが、どうかと。


 当分不動産の市況は冷え込みます。
 仕方のない事ですが。


 太平洋戦争末期の頃の新聞の三行広告欄には、家を売ります、買いますの広告が。
 厳しい時代でも不動産や住宅のニーズはあるものなんです。

 価格が需要、供給のバランスをとるんです。



 消費者が手控えようが業者は在庫を持っていますから、販売する必要があります。
 今までと同じ方法では売れません。
 赤カブ不動産屋の事務所は広告、販売促進を業としていますから、その知恵とアイデアが試さ れるんです。

 赤カブ不動産屋には厳しいがチャンスと思い頑張るしかありませんね。


 どんな戦略で行こうかと決める前に、原発事故の結末を見定める必要があるんです。
 被災者への支援、難しい事業のかじ取り、原発事故の見極め。
 やること沢山あります。


 何時も応援ありがとうございます。

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アスパラが芽を出しました

2011-03-20 13:08:39 | 日記
 小さな庭のアスパラが芽を出しました。

 種から作り、植え替えて三年。
 昨年も食べましたが、昨年秋に肥料をたっぷりあげてますから。

 今年は期待しているんです。


 そうそう、カタクリの花は残念。
 まだつぼみのままです。

 やはり昨年より遅れています。
 昨年とその前の年とは2日も変わらなかったんですが。
 4,5日遅れでしょうか。

 赤カブ不動産屋には厳しい環境の中でも、一時でもこんな小さな事に喜びを感じますが。

 今週は義援金集めで奔走します。
 被災者の皆さんの不安や不便を考えれば遅いくらいですが。

 
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やはり原発から目が離せません

2011-03-20 12:38:16 | 日記
 福島第一原発3号機に放水されて、冷却の効果が表れているとの報道。

 今日は4号機への放水が始まったようだ。

 そんな4号機に見解の相違が、どちらなんでしょうか。

 産経新聞
 福島第1原発 「4号機プール」見解相違 米「壁に穴」、日本「水位ある」
産経新聞 3月20日(日)7時56分配信


拡大写真
福島第1原発4号機をめぐる主な発言(写真:産経新聞)
 福島第1原子力発電所4号機の使用済み核燃料貯蔵プール(約1400立方メートル)をめぐり、日米で見解の違いが鮮明化している。日本側は19日、自衛隊による放水準備を進めたのに対し、米専門家らはプールに亀裂が入り冷却水が漏れ、「打つ手のない」(米物理学者)状況に追い込まれる可能性を指摘している。

 4号機では15日早朝に爆発音が確認された。5階にあるプール付近で爆発が起きたとみられ、建屋が大きく破損した。計測機器が電源喪失で使えないうえ、建屋内は放射線量が高く、東京電力はプールの水位や温度を確認できない状況となっている。このことが日米間の食い違いを生む要因となっている。

 米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は18日、米原子力規制委員会の複数の専門家の見解として、プールの壁に亀裂か穴が開いていると報じた。地震が起きた後の事態の推移のほか、事故発生時に同原発にいた米国人から得た情報をもとに判断したという。

 原子力企業幹部も同日、米紙ニューヨーク・タイムズにプールが壊れており、水の補充が極めて困難になっていると語った。

 4号機の危険性を最初に指摘したのは規制委のヤズコ委員長。16日の下院エネルギー委員会で「水はもう完全になくなり乾いている」と証言した。日本側は否定したが、同氏はすぐに「情報は信じるに値する」と反論した。

 これに対し、北沢俊美防衛相は19日の記者会見で「米側の見解は聞いている」としながらも、4号機の表面温度が100度以下であるとして、残っている水により冷却の効果があらわれているとの認識を示した。

 経済産業省原子力安全・保安院の担当者も19日、産経新聞に対し、プールの水位について「16日に目視した時点よりも下がっていると考えられるが、水がなくなっているという情報はない」と強調した。

 16日に陸上自衛隊のヘリが原発上空で計測した放射線量は250ミリシーベルトと高い数値だったが、専門家は「燃料棒が露出していればもっと高い数値になるはずだ」と指摘する。

 東電と保安院も4号機より、プールの水が蒸発して白煙が上がり続けていた3号機の方が緊急性が高いとして、3号機への放水を優先した。

 北沢氏は「(3号機で)一定の効果をあげたら4号機に移る」と語った。


 どちらにしても命がけで対応してくれています、自衛隊をはじめ、現地の皆さまの対応を見守り、
 祈るだけです。
 信じて。

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