御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

撮影回想

2012-11-04 08:34:02 | 日記

おはようございます。

昨夜、某BS某朝日で放映された、御蔵島の番組をご覧になった方も多かったのではナイでしょうか?

 

かくいう私もちゃんと見ました。

ちゃんと、というのは、

実は撮影した際、荷物持ちでついて歩いていたので;^^

 

御蔵島を取り上げる番組は年間何本かありますが、

私は見たり見なかったり、

見たからといって、特にナニも感じないのはイツモのコトです。

自然豊かな御蔵を撮って、そして・・・、

 

・・・ナニが言いたかったんだろうか・・・?

 

と、疑問にも思わないのは、そんな番組だらけだから?なのかも?しれません。

 

とはいえ、ついて歩けば、あのシーンがどうなったのか?

あれはどう表現されていたのか?など、気になってしまうものです;^^

 

撮影があったのは九月。

ディレクター、カメラマン、助手、女優、マネージャー、メイク、

ADの一名は、事前取材のため、どうやら三週間ほど御蔵にいらっしゃったらしい。

 

ガイド役の「い」さんの案内で南郷と長滝山に行きました。

 

歩くポイントまで車で行くのはいつも通り。

その後、山に入ると撮影隊は出演するお二人に張り付いて撮影していきます。

荷物持ちの私は、撮影している数名から少し離れて先に行って待つ先発隊。

撮影ポイントをだいたい決めているらしく、時間を見計らいますが、

なかなか撮影隊が来ません。

 

先発隊数名で四方山話。

吹き渡る風が気持ちいい♪

 

だいたい三倍くらいの時間を要して撮影隊が追いつく。

そして撮影。

また先に行く。

撮影。

の、

繰り返し・・・;^^

 

で、

 

私が運んだ荷物というのが、これがなんとも感動ものでして、

足を踏み入ることが出来ない場所で使う「遠隔操作用カメラ竿」

釣り竿とポールを組み合わせ、ワイヤーで吊って固定。

微妙な上下操作は手元で行えるようになっています。

 

この優れもの、

なんとカメラマンさんの手作り! @@

長滝山に行く最初の笹原で、トンデモナイ場所から景色を撮影していたのは、これの仕業だったのでした。

 

昨夜の番組、ディテールがかなりこだわっていたと思ったのは、

きっと私だけではなかったと思います。


女優さんは勿論、舐めるように映された葉や苔のしずく、

吹いてくる風が感じられるような臨場感ある映像。

 

最後に撮り残しがあるから、と、暮れ行く森の中を再び戻り、

シダやカタツムリ、水の流れやカツドリの糞まで、

満足いくまでカメラをまわしていた長靴、ツナギ姿が思い出されました。

 

このカメラマンさんの他の映像を、もっと観てみたいぞな・・・と。

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