最高気温25度前後。標高1600m以上の霧ケ峰においては最も暑い季節となりました。霧ケ峰で気温が30度を超えることはまずありませんが、いくら気温が涼しいとはいえ木が少なく遮るもののない草原で太陽は容赦なく人々に降り注ぎます。そんな湿原を歩いているとミズナラの森がとても気持ちよく私たちを迎えてくれます。平地のまとわり付くような湿気はないため、木陰の中に入れば冷やかな風を感じることができ当に草原のオアシスです。人間にとってさえ、明らかな違いを肌で感じることのできる森の環境ですから、光を利用して成長する植物にとってそれは非常に大きな影響力をもっていることでしょう。
霧ケ峰の森に入ったら、一息入れたついでに周囲の草原と様子を見比べてみてください。そこに明らかな違いが見て取れます。最も顕著なのは、ススキが森の中ではほとんど見られないことです。(八島湿原周辺の草原植生はススキを基盤に構成されるススキ草原です。)また、草原のヤナギランやアカバナシモツケなどのように明るいところを好む植物が群生することはなく地表面もすこし露出しています。もちろん森にもいろいろな環境があるのでこれは一つの例です。ともあれ、森に入るとたくさんのお花を咲かせて我々を楽しませてくれる植物たちが、いかに霧ケ峰の草原環境に育まれているかを目の当たりにすることとなるのです。
そして、ミズナラやその他の低木などによる森の部分は年々少しずつ拡大しています。それを森林化といって霧ケ峰のような草原では大きな問題の一つとなっています。そのことを、実に明確に気付かせてくれる花が今湿原の周辺で満開です。
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■八島ビジターセンターホームページ
■八島湿原の最新情報を発信しています
■インタープリター(自然解説員)によるガイドウォークが好評です!!
■八島湿原にお越しの際は是非お立ち寄りください
■開館 午前9:30~午後4:30分
■TEL 0266-52-7000 (お気軽にお問い合わせください)
■AED設置施設
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そして、ミズナラやその他の低木などによる森の部分は年々少しずつ拡大しています。それを森林化といって霧ケ峰のような草原では大きな問題の一つとなっています。そのことを、実に明確に気付かせてくれる花が今湿原の周辺で満開です。
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