こんにちは料理研究部会です。
みやぎの旬野菜おすすめレシピの今月のテーマ食材は、「なす」です。
ナスも、中長ナス、丸茄子、賀茂茄子、長ナス、米茄子、青茄子、白茄子など・・いろいろななすがありますが、
皆さんはどんな茄子を食べたことがありますでしょうか?
なすは畑の赤ワイン!?
なすはインドが原産で高原を好む植物です。日本へは中国から入ってきて奈良時代には栽培されていました。
現在よく見られているものは、中長(長卵形)なすや長なすですが、きわめて長い博多長、丸型の賀茂なすなど、
長さや形も色々です。仙台の長なす、山形の民田なす、新潟の丸なすなど、地方に特有のさまざまな品種もあります。
ハウスを使い10月から翌年6月まで収穫する長期どりでは、1株から約150個も収穫しているそうです。
茄子はくせのない味なので、和風、中華風からイタリア料理などの洋風まで、幅広い料理に使えます。
また、皮の色素ナスニンは抗酸化作用のあるアントシアニンの一種です。
赤ワインで注目されているポリフェノールが皮や実にも含まれていて、老化やがん発生、
悪玉コレステロールを抑える働きがあると言われています。
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アツアツをゴハンにのせてもよし、
冷やしてもお酒のツマミになります。
<材料>
ナス(乱切り)5個 ナガイモ(乱切り)1/4本 シメジ1袋
タマネギ3個
A(砂糖大さじ1 塩麹大さじ1 酒大さじ1 めんつゆ大さじ1 みりん大さじ1)
揚げ油 刻みミョウガ適宜 ゆでトウモロコシ適宜
1. ナスは切って水にさらしキッチンペーパーで水切りしてザルにあげておく。
2. ナガイモは揚げる直前に皮を剥き切って、シメジは5~6つぐらいにほぐす。
3. タマネギはすりおろすかプロセッサーでおろして鍋に入れてフツフツとなるまで数分煮て、
Aの調味料を入れてひと煮立ちしたら火からおろす。
4. 揚げ油を熱しナス、ナガイモ、シメジを色よく揚げてキッチンペーパーで油をきり、
熱いうちに3の鍋に入れてさっくりからめてできあがり。
<コツ・ポイント>
ナスは揚げるので大きめに切ったほうが美味しいです。
ダイコンのすりおろしでもできます。
<生い立ち>
作る度にチョットづつ改良して今もなお進化させてるレパートリーです。
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[レシピ作成:鷲尾 友希]
なすとすずこまトマトのミートソースグラタン
~なすのトロりとした食感がクセになりますよ~
<材料>3人分
なす 3本、 すずこまトマト(ミニトマト) 6個、 市販のミートソース 1袋、 溶けるチーズ 30g、 オリーブ油 適宜
<作り方>
① なすは乱切りにし、水にさらしてアクをぬきます。なすをペーパータオルで拭きとり、フライパンにオリーブ油をひき、中火で焼きます。
② すずこまトマトは皮を湯むきして2つに切ります。
③ グラタン皿に市販のミートソースを1/3を入れ、焼いたなすを入れ、残りのミートソースを入れます。その上にすずこまトマトを載せ、溶けるチーズを載せ、200℃で10分、表面がこんがり焼ければ出来上がり。
<コツ・ポイント>
なすは、火をつける前に油でコーテイングすると少ない油で焼くことができます。また、表面をさっと焼くだけで紫色がより鮮やかになります。なすの成分「ナスニン」は油との相性抜群です。
<レシピの生い立ち>
秋茄子の美味しい季節になりました。なすは、生で漬け物、ナス焼き、ナス炒り、煮物など和食でも活躍しますが、今日は相性のよいトマト味でグラタンにしてみました。煮炊き用トマトのすずこまを加えて、旨味がさらにアップしました。
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今回の佐藤さんのこのお料理に使っているトマトはコミュニティを通じて頂いた、すずこまの苗を
佐藤さんのご自宅で育て、取れたすずこまを使って作ってくれたそうです。
2本の苗でミニトマトが30個以上実を付けたそうです。自分で育てた野菜で作ってくれるのはありがたいですね。
[レシピ作成:JUNKO.SATO]
えびちりin焼きナス
~ぷりぷりのエビとトロリなすの食感がいいね~
<材料>3人分
なす 2本、 冷凍むきえび 200g、 ねぎ 2本、
しょうが(みじん切り)大さじ1、 にんにく 1片、
豆板醤 小さじ1、 ケチャップ 大さじ2、
砂糖、しょう油、ごま油 適宜 、水溶き片栗粉 適宜
<作り方>
① なすは乱切りにし、水にさらしてアクをぬきます。なすをペーパータオルで拭きとり、
フライパンにごま油をひき、中火でこんがりと焼き、皿に取出します。
② ねぎは輪切り、しょうが、にんにくはみじん切りにします。
③ むきえびは、水分を拭き取り、片栗粉をまぶして、フライパンで表面を焼きます。
④ フライパンにごま油をひき、しょうが、にんにくのみじん切りを入れて火をつけ香りが立ってきたら
ねぎを加え、豆板醤、ケチャップ、砂糖、しょう油で味を整えます。焼いたなす、えびを加えてソースとからめ、
最後に水溶き片栗粉を加えてとろみをつければ出来上がり。
<コツ・ポイント>
えびは焼きすぎると硬くなるので、あまり火を通し過ぎないよう注意します。なすは、火をつける前に油でコーティングすると少ない油で焼くことができます。
<レシピの生い立ち>
えびちりになすを加え、今回はボリームもアップしてみました。ナスの紫とエビ、ケチャップの赤で彩りも鮮やかになります。
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[レシピ作成:JUNKO.SATO]
レシピを出してくれた皆さん、ありがとうございます。
今月もいろいろなお料理が登場しましたね。どれも簡単にできそうなものばかりですので、
皆さん、一度チャレンジしてみて下さい。
来月10月のテーマ食材は「秋刀魚と旬の野菜」です。
来月もお楽しみに!!