身長が1メートルにも及ぶスリムな姿で、ほんのりとピンク色.
独特の香りが漂い、噛むとジューシーで上品な味わい。
これが仙台ミョウガと言われる「ミョウガタケ」の真の姿です。
なかなかスーパーでは見る事ができない、
高級品の感のミョウガタケ。
いま栽培しているのは全国的に宮城県名取市下余田地区のみ
となっているそうです。
先日はそのミョウガタケ栽培農家の、
三浦隆弘さんのお宅を訪問させて頂きました。
着くと、三浦さんの奥さんが早速ミョウガタケの“たこ”を出して下さり、
ご試食させて頂きました。
「シンプルに味噌味のディップで」
口の中に爽やかなミョウガの香りと
ジューシーなミョウガのエキスがはじけます。
「わらで幾重にも取り囲まれた室(むろ)」
この中でほんのりピンクのミョウガタケが
びっしりと育っております。
中は暑いと思ってましたが、入ってみるとびっくり。
ひんやりと15度くらい。
天然のわらが上手に温度管理をしてくれるそうです。
実際に収穫できるまで、根の養生から始まって
2年の歳月を必要とするそうです
中に入らせて頂き、刈り取りを実体験させて頂きます
「 中腰でかなり大変な姿勢で」
「 大きなかまで刈りとって行きます」
刈り取ったミョウガタケは
お風呂の中で綺麗に洗い上げます
根元は薄紅色で茎は白く
先の葉っぱは綺麗な黄緑色です
”葉っぱまで全部食べられますよ”
「 三浦さん親子」
この可愛いおこちゃま
気がつくとミョウガタケをバリバリとおやつに
食べておりました。。。
りんごほっぺの可愛い娘さんです
三浦ファミリーに感謝です
有り難うございました。
尚、ミョウガタケにつきましては三浦さんのブログ↓
http://plaza.rakuten.co.jp/shimoyoden/
をご覧になって下さい。
詳しくミョウガタケの説明が載っております
次は名取の農業・園芸総合研究所へ
アーティチョーが丁度収穫時とお聞きし、
まずはアーティチョークの畑に案内をして頂きました
イタリアの市場で一般的に売られているアーティチョーク
背丈は1メートル60センチくらい
こんな綺麗な色のアーティチョークもあります
外から蕾を剥がしてはがして・・・
中の芯を食べるそうです。
あっという間に酸化してしまうので、
プロの料理人はレモンをすりつけて
むいていくそうです。
ちょっと日本人には馴染みのないアーティチョークですが
料理法をご存じの方はぜひともコメントをお願いいたします。
最後は待望の果物畑に案内して頂きました
「真っ赤なラズベリー」
ほんのりと優しい甘みが口に広がり
幸せの試食タイムです
ご案内頂いた農園研の山村様,菊池様
そして果樹担当の皆々様
大変有り難うございました
次回は野菜ソムリエによるミョウガタケのお料理
レシピをご紹介いたします。
お楽しみに♪
皆さんありがとうございました。
茗荷たけは、伝承野菜ですが、宮城県人でもまだまだ知らない、食べ方もよくわからないのを聞きます。
薬効もいろいろあるので継承すべき野菜のひとつですね!
我家では毎年この時期楽しみにいろいろ使ってます。
初夏の爽やかさを感じて、梅雨時のじめじめを、ふっとばしています~