第十五回通常総会他開催報告

　

　令和4年4月24日、JRフルーツパーク仙台あらはまの研修棟を会場に会員19名の出席のもと、第十五回通常総会が開催されました。新型コロナ感染症の感染拡大により昨年の通常総会は書面決議でしたが、今年は感染対策のもと対面で行われました。

　総会では、始めに高橋弥生会長からの「コロナ渦においても工夫しながら活動していきたい」との挨拶に続き、事務局より2021活動・決算・監査報告、2022年活動計画、予算案が提案され、すべて賛成多数により承認されました。その後、産地部会、食育部会各部会に分かれ、自己紹介や今後の活動について活発な意見交換が行われました。

　第二部では菊地秀喜 先生による「ＪＲフルーツパーク仙台あらはまの品種でリンゴ・ナシを深堀りする」と題し、リンゴやナシの品種について、酸っぱい品種、甘い品種、レアな品種、後世に残したい品種など、それぞれの特徴を踏まえわかりやすく紹介いただき、秋の食べ比べがとても楽しみになる内容でした。

　その後、パーク内に栽培されている、リンゴ、ナシの他、キウイ、ぶどう、ベリー類等、さまざまな果樹の様子を案内いただき、栽培方法や開花の様子など詳しくお話を伺いました。

　第三部は、おたのしみ「いちご狩り」です。宮城県オリジナル品種で大粒すっくり甘さの「もういっこ」や平成２９年デビューで果肉まで赤い今話題の「にこにこベリー」，そしてなかなかお目にかかれない香り高い「恋みのり」や桃を思われる味と香りの「あまえくぼ」の4品種を食べ比べしました。

　みなさん、お腹いっぱいになるまで、もぎたてのいちごを頬張りそれぞれの特徴を味わっていましたね。

　新型コロナの影響でなかなか活動ができなかったこともあり、数年ぶりに再会する会員の方との近況報告などが各所で行われ、また、新入会員の方との出会いもあり、終始活気にあふれた通常総会そして講演会・いちご狩りイベントとなりました。

　今年は、ウィズコロナを念頭に、少しずつ会の活動が動き出していくよう、みんなで知恵を出しながら活動していきましょう。

　

(文責　関口)