みやぎ野菜ソムリエの会

会員同士の相互交流と情報発信を目指し、各種勉強会、産地の視察研修等を自主的に行っていく野菜ソムリエ会員のコミュニティです

野菜の日イベント 食素材研究部会は「めかたでドン!」 

2011-09-08 23:33:36 | 野菜ソムリエ支援活動

めざせ、350g!

 

 

8月28日(日)に開催された「野菜の日イベント」、食素材研究部会では、野菜や果物の重さをはかってみようゲーム、その名も「めかたでドン!」で、皆様をお迎えしました。

でも、ただ重さをはかるだけじゃぁ、ちょっとそのまま過ぎます。

ここは野菜ソムリエらしく、人が1日に摂りたい野菜の量「350g」をはかってみましょう!ということで、選りすぐりの品々を取り揃えました。

 

 

まずはオーソドックスなみなさん。

トマト。フルーツトマト。キャベツ。きゅうり。パプリカ(赤・黄)。ピーマン。なす。とうもろこし。にんじん。じゃがいも。玉ねぎ。キウイフルーツ。グレープフルーツ。オレンジ。

 

量目の微調整用にと、小粒なものもご準備しました。

ミニトマト。ししとう。いんげん。枝豆。オクラ。

 

おまけに、なかなかスーパーでは見られない珍しめな方々もずらっと。

ドラゴンフルーツ。パッションフルーツ。スターフルーツ。大和芋なんかもありました。

 

総勢、25種類くらいのお野菜、果物が並び、それだけでもう、はかる前からあれやこれやと大賑わいでした。

 

そもそも「グラム」を知らない小さなお子さんたちには、「この目盛(350g)になるまで、好きな野菜を載せてみてね」とアドバイス。

「きゅうり!」「ピーマン!」知ってる名前を得意げに呼びながら置く子供たち。

最初から重量級のにんじんなどを載せる子もいれば、ミニトマトやししとうなど、最初から微調整品できざむ子もいて。

 

えっと。。。

これで。。。

性格出ますね。

 

中には自分の嫌いなものばかりで攻める子もいて、ピッタリ賞で喜んでいたのも束の間、「これが1日に食べる野菜の量だよ。全部食べてね!」と言われていました。

ギャフン!という心の声が聞こえたような気がしましたね。

 

一方、大人はと言えば、ザルを秤から下ろし、一発勝負ルール。

みんなかなり真剣でした。

 

野菜、果物のそれぞれの重さは、分かっているようで実は案外分かっていないもの。

 

にんじん100gって、こんなもんなんだ!

このじゃがいも、1個で270gもある!

結構350gっていける気がする!

いや毎日だとなかなかハードル高いよ。

 

野菜や果物の重さをはかる。

実に素朴なことなのですが、意外な発見がたくさんありました。

また、子供たちにとっては、秤ではかることそのものが、どうやら新鮮だったようで、同じ子が何回もはかりに来てくれました。

 

参加してくれたみなさんには、「なす、きゅうり、トマト各1個」を袋に入れた、「夏野菜セット」をプレゼント。

みなさん、とっても喜んでくれました。

偶然ですが、この1セットで約400g。今日の野菜はこれでOKですね。我ながらさすがだね!と少し調子に乗ったスタッフだったのでした。

 

今回会場に来てくださったみなさんの中には、大変な被害をこうむった方もいらっしゃるでしょう。

また、今回スタッフとして駆け付けた野菜ソムリエの方の中にも、同様に被災された方もいらっしゃると思います。

 

ほんのわずかな時間ではありましたが、笑い声と笑顔がいっぱいのお野菜縁日になりました。

野菜や果物は、あまり大それたことは出来ませんが、でも、どんな時も欠かせないものでもあると思います。

 

おいしい野菜・果物に触れることで、多くの人が元気になれることを祈っています。

 

触れて、見て、知って、食べて。

 

元気になるきっかけづくりに一役買うことができれば、こんなに素敵なことはないと、スタッフ一同心からそう思ったのでした。

 

参加いただいた宮戸島の皆様、会場を使用させていただいた奥松島縄文村の皆様この会を開くにあたってご尽力いただいたスタッフの皆様。

ありがとうございました。

 

(報告 食素材研究部会 遠藤 敬)

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