野菜ソムリエの輪ー工藤ひろみさん

みやぎ野菜ソムリエの会のみなさま、こんにちは。 

今年で2年目になりました

 産地交流部会ジュニア野菜ソムリエの工藤ひろみです。 

 

わたしは三人姉妹のまんなかで

 小さい頃から台所に立つ母の隣で

おしゃべりしながら見ているのが大好きでした。

家の中で、いちばん居心地がいい場所でした。 

見よう見まねで台所仕事を覚えては

「ねえねえ、これ美味しいから食べてごらん!」と

家族に食べてもらうのが楽しくて面白くて。 

たとえいやなことがあっても

落ち込む気分のときでも

美味しいものを食べると笑顔になれると思いました。

 

ある日、雑誌で見た

「野菜のソムリエ」長谷川理恵さんの手作りのお弁当は

美味しそうなだけではなく

食べたらきっとモデルさんのように

綺麗になれそうな頼もしさがありました。

ただお料理が好きなだけではなく

正しい知識をもって料理し

美味しく食べてもらいたいと単純に強く思いました。

 

念願かなって、ジュニア野菜ソムリエの講習に参加したのが

2年ほど前の秋。

そこで思いがけず隣りの席になって一緒に受講した

旧知の奥山さんに誘われて

産地交流部会に参加させていただきました。

これまで農業とは無縁で、野菜が育つ現場を知らなかったので

農家さんに触れ合えることはものすごく楽しく

貴重なことでした。

野菜ソムリエの皆さん・農家の方々に共通しているのが

野菜への愛と「食べる」ということをとても大切に思っていること。

そんなパワフルで魅力的な方々にいろいろなことを教えていただき

一緒に体験して、ただのお料理好きな末端生活者として

身近な人に「ねえねえ、これ美味しいから食べてごらん!」と

わくわくしながら伝えていきたいと思っています。

今年の春から東大に行って一人暮らしを始めた息子に

「ちゃんと野菜食べてる?」と聞いたら

「食べてるよ!」とどや顔で答えが返ってきて

思わず小さくガッツポーズ。

 

豊かな自然に恵まれた

大好きな宮城で活動できることに感謝しつつ

楽しく勉強していこうと思います。

これからも、よろしくお願いします。

 

次にバトンをお渡しするのは

先日スイカの皮の漬物をさくさく作って下さっていた

太陽のような笑顔の素敵な伏見さと子さんにお願いいたします。