海老蔵のル・テアトル一月公演が予想通り払い戻しになって、替りにやるのが玉三郎の「阿古屋」とは! 最初は驚いたし、玉三郎の心意気に感動もしたんだけど、よく考えてみたら、これ、松竹の商売上手が際立ってますよ。だから、たんなる美談で語っちゃあいけないと思うなあ~。といっても、歌舞伎なんか観ない連中が、ネットで「玉三郎、えらい」ってやってるわけで、失笑するしかないんだけどね~。
玉三郎の「阿古屋」はこの十年くらいで2回歌舞伎座で観ているけど、確かに、いまやこの人にしかできない至芸。大きな舞台。
でも、この公演のチケットが一等席18,000円って、さすがにちょっと高いでしょ!中止になった海老蔵の公演の一等席が15,000円だということを考えると、収益の穴を塞ごうという松竹の企業論理が見えてくる。
「阿古屋」は三つの楽器をヒロインが演奏するという難しい芝居なので、玉三郎も準備を充分してから公演に臨んできたといわれています。
それを松竹追本社長の直々の出馬で交渉して、無理やり玉三郎にOKさせ、少し高めのチケットを観客に売る。そして、芝居のことを知らないバカなマスコミやネット連中を巻き込んで大宣伝!これって、どうよと思ったのはわたしだけでしょうか?
また、重忠を獅童というのは、さすがに力不足。吉右衛門なんかがやっている役ですからね~。
ということで、玉三郎は内心納得してはいないんじゃないのかな。
だから、わたしの観てきた「阿古屋」とは趣の違う公演になるのかもしれない…。
ま、それはそれで注目だから、わたしは観たいですけどね~。
だけど、松竹さんの思惑通り、チケットは大変な争奪戦になるんでしょうね~。
PS:京都南座の近くに六波羅蜜寺というお寺がありますが、ここに「阿古屋の碑」というのがあります。南座ご観劇の際は、立ち寄るといいですよ!
玉三郎の「阿古屋」はこの十年くらいで2回歌舞伎座で観ているけど、確かに、いまやこの人にしかできない至芸。大きな舞台。
でも、この公演のチケットが一等席18,000円って、さすがにちょっと高いでしょ!中止になった海老蔵の公演の一等席が15,000円だということを考えると、収益の穴を塞ごうという松竹の企業論理が見えてくる。
「阿古屋」は三つの楽器をヒロインが演奏するという難しい芝居なので、玉三郎も準備を充分してから公演に臨んできたといわれています。
それを松竹追本社長の直々の出馬で交渉して、無理やり玉三郎にOKさせ、少し高めのチケットを観客に売る。そして、芝居のことを知らないバカなマスコミやネット連中を巻き込んで大宣伝!これって、どうよと思ったのはわたしだけでしょうか?
また、重忠を獅童というのは、さすがに力不足。吉右衛門なんかがやっている役ですからね~。
ということで、玉三郎は内心納得してはいないんじゃないのかな。
だから、わたしの観てきた「阿古屋」とは趣の違う公演になるのかもしれない…。
ま、それはそれで注目だから、わたしは観たいですけどね~。
だけど、松竹さんの思惑通り、チケットは大変な争奪戦になるんでしょうね~。
PS:京都南座の近くに六波羅蜜寺というお寺がありますが、ここに「阿古屋の碑」というのがあります。南座ご観劇の際は、立ち寄るといいですよ!
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1月の南座は前進座の切られお富ですよ。気になるので、西のおとみは行くことにしました。
さて、完売ですか。見せ物としていっぺんは見てみたいという欲求というか、物見高い江戸っ子のメンタリティが上方もんにはまぶしいです。いつも、東のお富さまには、文楽公演の不入りを嘆いていただき痛み入ります。1月後半の夜の部はガラガラなことでしょう。
満足度と料金の折り合いをどのようにつけるのか、東西見物気質にちょっと思いを馳せました。
あけましておめでとうございます。
ご返事が大変遅れてすいません。
(お怒りにならないでくださいね。)
ところで、前進座の「切られお富」はよいですよ。すっきりしてて、それでいて古風で。
それと、1月の大阪松竹座「男の花道」!観に行きたいんですけど、お金がないので迷っています。
藤十郎がやったという映画は観てないのですが、長谷川一夫がやった映画は悪くないものですから。
(長谷川一夫が演じている歌舞伎の場面がなかなかなんですよね。特に、花道。)
「男の花道」の客の入りはどうなんでしょうね~。「乱歩歌舞伎」よりわたしは気になるんですけれど…。
ということで、本年もよろしくお願いいたします。