切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『大奥の奥』 鈴木由紀子 著

2006-12-04 23:59:59 | 超読書日記
最近あまたある大奥ネタの本で、たまたま手に取ったのがこの本!早い話が、マンが『大奥』の続きが知りたくて読んじゃったんだけど!

確かに、読むと続きが想像できますね。ただ、マンガで続きを知りたい人は読まないほうがいいかな?というのも、へぇ~って思いますからね。(思わせぶりか?)

わたしが興味深かったのは、堕胎させるための毒として「ほおずき」が使われていたという話。

泉鏡花の「山吹」にほおずきが出てくるのはこういう事情があるのでしょうか?

それと、つくづく思ったのは、三代目ってタチが悪いものなんだなってこと。江戸時代も今もね!!

大奥の奥

新潮社

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