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別に「のだめ」テレビ版の影響ではなくて、『N響アワー』の 假屋崎省吾がゲストで出演した回のおかげで、今、ラフマニノフにはまってます。有名なピアノ協奏曲2番はどうもセンチメンタル過ぎて苦手なんだけど、ピアノの出だしがカッコいいP協3番とバレエ音楽みたいなP協4番が特にお気に入り。ところで、假屋崎氏はラン・ランのP協3番を選曲していたけれど、他にはショパンのP協1番とかシベリウスの交響曲2番の第4楽章なんかを選んでいて、いかにもロマンチストのカリーって感じがしましたね!
今まで、ラフマニノフを敬遠していた理由は、P協②のイメージで甘ったるい感じがしていたからなんだけど、小説でいうと『グレート・キャツビー』みたいというか・・・。(因みに、わたしの母はこの本を読んで、「男はなんでこんな女が好きなのかね?」なんて言ってたなあ・・・。)
でも、改めて聴くと、モダニズムを通過したロマン主義っていうのか、思いっきり歌う感じのチャイコとは違った繊細さがあっていいなあなんて思うようになった。
CDだと、ラフマニノフ本人のP協②&③の割合そっけなく弾いちゃう感じも嫌いじゃないけど、ヴィルトーゾっぽい、ホロビッツ(3)、ルービンシュタイン(2,3)、華麗なアルゲリッチ(3)がいいですね。
で、月並みだけど4番はミケランジェリ。ミケランジェリって、わたしのなかでは、フェリーニの映画『カサノバ』の最後で、人形と踊ってるカサノバのイメージなんだけど、ちょっと突拍子もないのかな?(人工的な美意識という意味で。)
というわけで、わりとセンチメンタルな近頃のわたしの雑感でした。
今まで、ラフマニノフを敬遠していた理由は、P協②のイメージで甘ったるい感じがしていたからなんだけど、小説でいうと『グレート・キャツビー』みたいというか・・・。(因みに、わたしの母はこの本を読んで、「男はなんでこんな女が好きなのかね?」なんて言ってたなあ・・・。)
でも、改めて聴くと、モダニズムを通過したロマン主義っていうのか、思いっきり歌う感じのチャイコとは違った繊細さがあっていいなあなんて思うようになった。
CDだと、ラフマニノフ本人のP協②&③の割合そっけなく弾いちゃう感じも嫌いじゃないけど、ヴィルトーゾっぽい、ホロビッツ(3)、ルービンシュタイン(2,3)、華麗なアルゲリッチ(3)がいいですね。
で、月並みだけど4番はミケランジェリ。ミケランジェリって、わたしのなかでは、フェリーニの映画『カサノバ』の最後で、人形と踊ってるカサノバのイメージなんだけど、ちょっと突拍子もないのかな?(人工的な美意識という意味で。)
というわけで、わりとセンチメンタルな近頃のわたしの雑感でした。
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ははは!男はけっこう石原真理子みたいな女性に弱いもんなんですよね(笑)
ぼくはラフマニノフは「パガニーニの主題による狂詩曲」が好きですね。「ある日どこかで」っていう映画が好きなんですよ。この映画も、きっとお富さんはノーサンキューかな(笑)
ちょっと冗長で全部聞くのは疲れるけど、交響曲第2番も好きです。寒い時に飲む甘ったるいココアみたいでいいんですよ。
巧い表現ですね。わたしもラフマニノフって、そんな感じがしています。P協4は氷砂糖みたいな感じがするけど。
ところで、「ある日どこかで」という映画は、恥ずかしながら観たことがなかったので、気になっているのですが、観たら感想書きます。では!