切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

三月の演舞場。

2012-01-12 19:30:00 | かぶき讃(トピックス)
先日、演舞場にポスターが貼ってあったので知っていましたが、ネットでも発表になりましたね~。しかし、重い演目が並ぶ・・・。というわけで、簡単な感想っ。

昼の部が「荒川の佐吉」と「山科閑居」って、ちょっと重たいというか、疲れそう。染五郎の佐吉はチャレンジですね~。で、昼の部は「山科閑居」が注目だなあ~。菊五郎の大星って意外な感じだし、戸無瀬=藤十郎は楽しみ。小浪の福助はちょっとトウが立ってるなあ~。

夜の部は、幸四郎の「佐倉義民傳」。これは重い。幸四郎はこういう芝居好きなんでしょうね~。そういえば、コクーン歌舞伎の「義民傳」はラップやってましたね~。あんまり深い理由は無いけれど、『サウダーヂ』って映画を連想するなあ~。

「唐相撲」は観たことないけど、菊五郎と左團次の並びがいい。「小さん金五郎」は久々に秀太郎が見れる!本も買ってしまったなあ~。

というわけで、本当にくだらない感想でした。

PS:こんなことを書いたら怒られるけど、歌舞伎ビギナーを誘いにくいな~、三月は。

上方のをんな: 女方の歌舞伎譚
クリエーター情報なし
アールズ出版

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新橋演舞場
三月大歌舞伎
平成24年3月2日(金)~26日(月)
昼の部

  江戸絵両国八景
一、荒川の佐吉(あらかわのさきち)
  序 幕 江戸両国橋付近出茶屋岡もとの前の場より
  大 詰 長命寺前の堤の場まで

                 荒川の佐吉  染五郎
                丸総女房お新  福 助
                 大工辰五郎  亀 鶴
                   お八重  梅 枝
                成川郷右衛門  梅 玉
                相模屋政五郎  幸四郎


二、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
  九段目 山科閑居
                   戸無瀬  藤十郎
                大星由良之助  菊五郎
                    小浪  福 助
                  大星力弥  染五郎
                    お石  時 蔵
                 加古川本蔵  幸四郎



夜の部

  東山桜荘子
一、佐倉義民伝(さくらぎみんでん)
  序 幕 印旛沼渡し小屋の場より
  二幕目 東叡山直訴の場まで

                  木内宗吾  幸四郎
                   おさん  福 助
                  徳川家綱  染五郎
                宗吾長男彦七  金太郎
                渡し守甚兵衛  左團次
                  幻の長吉  梅 玉


二、唐相撲(とうずもう)
                   日本人  菊五郎
                    皇帝  左團次


三、小さん金五郎(こさんきんごろう)
               金屋橋の金五郎  梅 玉
               芸妓額の小さん  時 蔵
                 女髪結お鶴  秀太郎
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