切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

「TVウワサの眞相」が滅多打ちにした“麻垣康三”!

2006-05-05 05:25:15 | 政治少女死なず(反アベ宣言!)
4月の朝日ニュースター「TVウワサの眞相」では、ポスト小泉の4人“麻垣康三”の人物評を取り上げていたんだけど、まさに気持ちのいいほどの滅多打ち。特に、メディアがあまり批判しない安倍晋三について、ジャーナリスト魚住昭氏が「嘘つき」と断じたのには正直溜飲が下がりましたね。わたしも魚住氏と同意見!

詳細は再放送を観てもらったほうが早いんだけど、魚住氏が安倍氏を「嘘つき」といっている理由は、朝日の記者が安倍邸門前でしつこく取材をしたという話が虚偽だということからきている。わたしもテレビで観た記憶があるけど、安倍氏は風邪で寝込んでいるときにしつこく取材をされたというような話を盛んにメディアに登場して話していた。実際のところは通常の取材で、意図的にマスコミを貶めているようにしか思えないというのが魚住氏の主張なんだけど、同様なことはわたしにも思い当たるところがある。

以前、安倍氏や秦郁彦氏が批判する某団体のイベントに、話のタネに参加したことがあるんだけど、正直「アレ?」って印象だった。両氏が散々ヒステリックな集団だと非難していたので、かなり身構えて行ったわたしだったけど、あまりに牧歌的且つ手弁当的な集まりでちょっと拍子抜け。いくらなんでも両氏の言い方は大袈裟過ぎないかと疑問に思ったし、特に安倍氏は露出度が高いので、事情を知らない人が聞いたら安倍氏の言を信じてしまいかねない。

一応、民主主義社会なんだし、いろんな考えの人たちがいてもいいわけで、自分と考えが違うからといってあんまり政治家が「ヒステリックな集団」などという言い方でメディア上で非難などしない方が良いのではと正直思いましたね。

(因みに、わたしは学生時代、雑誌『諸君』の読者だったし、どっちかといえば<右寄り学生>とさえ言われた口なんだけど、この手の体験を何度かするうちに、『諸君』とか小林よしのりのいうことは、割り引いて考える必要があるなと思うようになった。嘘だと思ったら、試しに彼らの非難する団体のイベントに潜り込んでみてください。いわゆる左翼系の団体にあんまり潤沢な資金など回ってこないらしいことがよくわかる。)

とりあえず、話を番組に戻すと、有象無象が集まっているといわれる安倍氏の資金団体「安晋会」(ヒューザーも入っていたっけ!)の話や須田慎一郎氏いわく「いやな奴」という福田康夫、先日も書いたようにマンガばっかり読んでいる麻生太郎に、この四人のなかでは一番真っ当ながら、「加藤の乱」では涙を流した谷垣禎一など、地上波では出てこない話ばかりでまったく痛快!

実は今日再放送があるそうなので、ご覧になっていない方は是非どうぞ!「パンツをはいた純一郎」以来の衝撃です。オススメ!!

『TV ウワサの眞相』の再放送予定。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GW、テレビ消灯時間! | トップ | 七月歌舞伎座の泉鏡花「山吹」。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治少女死なず(反アベ宣言!)」カテゴリの最新記事