切られお富!

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J・ロバーツの映画出演料、1本24億円!

2006-01-09 01:27:38 | アメリカの夜(映画日記)
ちょっと古い話題でなんだけど、ジュリア・ロバーツの映画の出演料が一本24億円と聞いて、総製作費24億円かけている日本映画なんて最近あったっけ?って思ったのはわたしだけかな?

だいたい3~5億の製作費でまあまあ予算のある映画って感じの邦画界。実際には総製作費1億円以下なんてのもぞろぞろあるところで、ハリウッドとは「同じ業種で違う産業」ってことなんですかね?

かつて、中平康って監督が、映画作りに使える予算のこともわからずに安易に邦画と洋画を比べる映画評論家を批判したことがあったけど、まあ一理はあるかな…。

もちろん日本の製作者の企画力や業界の産業構造など、作り手サイドを免罪にできない要素はたくさんあるんだけど…。

2005年も終わってみれば、東宝の一人勝ちという寡占状態だし、文化庁の映画製作助成金のおかげでそれなりの邦画製作ラッシュではあるけれど、こんな状態もいつまで続くものやら…。

というわけで、ジュリア・ロバーツが果して24億円もの木戸銭を取れる芸の持ち主かどうかはさておき、役者のギャラに億単位の金が払えるハリウッド・ビジネスはそれなりに凄いものだと認めざるを得ないって思いますね。

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