「吉兆食のコンプライアンス委員会」をめぐって。

もはやお笑いのネタみたいになっている吉兆の女将。まあ、彼女のことはどうでもいいんだけど、どんな企業でも作り始めた「コンプライアンス委員会」って、やっぱり役に立たないよね～ってことがいいたいな！誰にって、こういうものを作れ作れという、危機管理コンサルという名で商売をしている方々へ！！

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・吉兆コンプラ委が謝罪文　船場吉兆の食材使いまわし問題で
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会社法なんかの「内部統制」を盾に、「法令遵守」だの、横文字で「コンプライアンス」だのとわめきたてるコンサルや会計士に言いたいのは、企業不祥事なんてものは末端がやってるんじゃなくて、組織全体が確信犯なんだってこと。

だから、訳知り顔で記者会見のやり方を指南するコンサルのいかがわしさもさることながら、安易な形で作られる「コンプライアンス委員会」のまさに粗製濫造で世の中がよくなるのかってことは言っておきたいですね～。（特に、監査法人の方々にも・・・。）

まあ、ちょっとだけ吉兆に話をひきつけると、「客も喜んで食べてたんだからいいんじゃない、食中毒も出てないし～。」って感じも、吉兆には所詮無縁なわたしは思ってしまいますが、これはわき道わき道・・・。

というわけで、明らかにコンサルの指南によって作られてた組織「吉兆食のコンプライアンス委員会」の組織立てや　「品質管理基本マニュアル」（！）をみるにつけ、日本流コンプライアンスもお役所的な形式主義に過ぎないなあ～って思いました。

・吉兆食のコンプライアンス委員会

ＰＳ：そういえば、こんなひともコンプラ委員長でしたっけ！？
・あの金平会長がコンプライアンス委員長だって！？