切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

大した事なかった、NHK-BS「マンガノゲンバ」。

2006-04-05 23:59:59 | TVピープル
今月4日から始まった、NHK-BSの新番組「マンガノゲンバ」。司会が細川茂樹でゲストが小泉孝太郎という段階で、思いっきりひいてしまったけど、内容も…。事実上、打ち切り同様になってしまった「BSマンガ夜話」の質の高さを思うと、NHKの見識を疑わざるを得ないし、これじゃあ、視聴者もそっぽを向くんじゃないかな?

NHKにしては滅茶苦茶リテラシーの高かった「BSマンガ夜話」については、このブログでも何度か書いたし、わたしがマンガを読むようになったきっかけもじつはこの番組だった。

BSマンガ夜話、存亡の危機?

それに比べると、今回の「マンガノゲンバ」は上っ面の取材レベルで、マンガ表現自体に対する愛情がまったく感じられない。

おそらく、ディープな内容のマンガ夜話と違って、一般向けを目指した番組なんだろうけど、「広く浅く」的なマーケティング手法なんていうのは、紅白が典型で、もはや時代遅れ。だいたい、夜の11時30分からマンガの番組を観ようという一般人なんてそうそういないだろう。

とにかく、ずれまくった企画に幻滅したし、こんなもののためにないがしろにされている(?)マンガ夜話レギュラーがなんとも気の毒。NHKがダメなら民放地上波でもCSでも企画ごと引っ越して、マンガ夜話存続をして欲しいですね。

がんばれ!大月、いしかわ、岡田、そして笹峯あい!!
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