切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

されど、アマゾンのレビュー・・・。

2009-02-17 23:59:59 | 超読書日記
作家の水村美苗が、自書に好意的なアマゾンのレビューが削除されてたことを批判したって記事は、なかなか興味深かったですね。著者も読んでるんだなって意味でね~。

アマゾン、消された書評 著者・水村さん「公正さ疑う」(090217)

高踏的な書き手というイメージ(?)だった著者だけに、わたしはちょっと驚いたというか、アマゾンのレビュー気にしてるんだな、作家も・・・ということは思いましたね。

実際問題、新聞の日曜日の書評なんて面白くもないし、あれで本を買う人ってあんまりいない一方、どっかの書評誌みたいに、あほみたいなタレントとか若手作家の推薦本なんていうのも、まっとうな本読みなら手は出さないでしょう。

となると、アマゾンのエビューの雑多さって、書評における2ちゃんねる的なよさがあって、意味もなく高踏的な人文系大学院出身者の書評よりよっぽど参考になることは確かなんじゃないですかね~。

かくいうわたしも、本の購入の参考にはさせてもらってます。よきにつけ悪きにつけ、素直な反応が書かれていますから。

ただ、アマゾン関係者のバランス感覚は今後問われるでしょうねえ~。でも彼らも商売でやっているから、まあ、いろいろあるでしょうけれど・・・。

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
水村 美苗
筑摩書房

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