わたしは基本的に挑戦的かつ挑発的な人間なので、あえてこのタイミングで記事にしますが、皇太子ご一家の野球観戦のニュースにはちょっと首をひねりました。しかも、ネット右翼ご愛読の産経新聞の記事でしょ~。で、本題ですが…。
・「日本人でよかったぁ」台覧試合に横浜・内川大感激
愛子内親王が横浜ベイスターズの内川選手のファンだという話は、彼女がまだ幼いからいいけれど、昭和天皇が聞いたら憮然とするような話なんじゃないですか?
昭和天皇は自分の好みを表明することをあえて避けていましたよね。つまり、皇室という立場が与える影響力を考慮した上での判断です。
皇太子にはこうした配慮はないのか?(今はまだ幼いからいいけど、今後の成長過程で自分の意見を不用意に表明する癖がついてしまったらどうするのか?)
また、こうした発言に無自覚なマスコミやブロガーの発言。
わたしは非常に心配です。慎重さを欠いているのではないかと…。
・「日本人でよかったぁ」台覧試合に横浜・内川大感激
愛子内親王が横浜ベイスターズの内川選手のファンだという話は、彼女がまだ幼いからいいけれど、昭和天皇が聞いたら憮然とするような話なんじゃないですか?
昭和天皇は自分の好みを表明することをあえて避けていましたよね。つまり、皇室という立場が与える影響力を考慮した上での判断です。
皇太子にはこうした配慮はないのか?(今はまだ幼いからいいけど、今後の成長過程で自分の意見を不用意に表明する癖がついてしまったらどうするのか?)
また、こうした発言に無自覚なマスコミやブロガーの発言。
わたしは非常に心配です。慎重さを欠いているのではないかと…。
確かに天皇陛下は自分の好みを表明することをあえて避けていらっしゃいます。
昭和天皇も、そうでしたね。
まぁ、裏話的に「こんにちわ赤ちゃん」
を「赤ちゃんこんにちわって、歌ってますぅ」
的な側近話が出ていましたけど。。。
皇太子殿下、秋篠宮殿下から異なってきましたね。
皇太子殿下は、お部屋に柏○よ○えのポスターを貼るくらいの大ファンで、たしかNHKのニュースでは、まだ独身時代の殿下が彼女のコンサート会場に赴き、赤いバラの花一輪、ロビーで手渡すところを写していましたっけ。。。
秋篠宮殿は確か「細うで繁盛記」の新○○代の大ファンで。。。とか。
まぁ、時代がネット社会になった、現在。
情報の垂れ流しについて、考えるところが多そうですね。
仰るとおり、今までも皇族の趣味情報って、「漏れ伝わるところによると…」みたいな感じで、いろいろあることはあったと思うんですけど、今回の話はあまりに「てらい」がなくて、どうかな~と思います。
たぶん、このあたりが今の天皇と皇太子の間の溝と関係あるのかな~。
むしろ、ネットのおかげで人気が出た(?)産経新聞に問題を感じますね~。因みにわたしは産経新聞嫌いですけれど…。
邪馬台国ではないかという遺跡が奈良県で発見されたというニュースがありましたね。研究が進めば大きな発見に繋がるのではないかという可能性が出てきました。宮内庁は考古学者の天皇陵の発掘調査を拒んでいますので、瓢箪から駒が出るんじゃないかと楽しみです。
ところで皇太子の態度と愛子内親王の教育についてのご意見ですが、私は少し違った観点で捉えています。というのも、戦後の皇室が大衆化され開かれた皇室の路線を採っているのに反して、私的な好みや意見を公表するのは憚られてきたのは、不偏不党に徹するという態度を見せる必要があったからです。こうした態度は戦前や皇族の歴史的な理由というものは見あたりません。事実、昭和天皇は戦前は政治家や軍人、仕官の好き嫌いを周囲に漏らすことも度々あり、内閣の組閣にも影響を与えています。
私は皇太子は実は皇室を英国風に改革したいと考えているのではないかと思っています。確たる根拠があるわけではありませんが、彼の態度や発言(皇太子妃へのプロポーズの言葉、お守りするは男子皇族としては異例ですよね)などからそう推測しているだけですが。仮にそうなのであれば、皇太子の言動が異例なのも納得できます。ケネス・ルオフという日本を研究している学者によれば、今上天皇夫妻がが皇太子時代に行った民主的改革(テニスコートの恋や徳ちゃん憲法など)が現在の天皇の大衆化を促したとしていますが、今の皇太子夫妻もそう言った改革を指向しているのではないでしょうか?皇太子妃の精神的病はその結果なのではないかと密かに思っています。
ただ、誤算だったのは今の東宮にはそれをバックアップするスタッフがいないことです。昔ですと宮内庁スタッフは長く皇族に仕えて中長期的な展望を持つことができましたが、現在は多くが他の省庁からの出向組が占めていますので長期展望は望めません。腰かけで出向しているスタッフでは仕方ありません。そうした環境が先代と比べると不幸の元凶になっている様に思えます。
岡田大臣の「お言葉」問題も含めて、皇族にはもう少し自由であるべきかという提起はあって良いのではないでしょうか?憲法学者によれば皇族は「人権の飛び地」であるから自由を含めて制限されるのは仕方がないという考え方が支配的ですが、このまま何もせずにいればまず間違いなく悠仁親王の代には配偶者選定が困難になるでしょう。娘が精神的病を発症する可能性のある環境に望んで嫁に出す親はいないでしょう。当人だって望まないはずです。皇室と一般社会があまりに乖離しすぎると、こうした問題が解消できなくなるというのが何より考慮すべきだと思います。
とりとめのない文章で申し訳ありません。何となくこの問題は根深いような期がしているので乱文ながら。
戦後の皇室が皇族自身の趣味嗜好をあまり表に出さないようになったのは、戦前の反省を踏まえてのことだと思います。で、わたしは今後も生臭いテーマについては発言を控えるべしという立場。
それと、皇太子がイギリスの王室をモデルにしているであろうことは、彼自身の英国留学体験を考えても想像ができますね。
でも、イギリスの王室は日本でいえば徳川家に当たるもので、祭祀王的な立場でいえば、天皇はローマ法王に近い存在だとはよくいわれる話。わたしは皇太子がイギリスモデルでいこうなどと思っているのであれば、正直反対です。
で、やっぱり、皇室の結婚はお見合い的なやり方しかないと思いますね~。まあ、宮内庁改革は絶対やるべきだと思いますけれど。