切られお富!

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<訃報> アルトサックス奏者 フィル・ウッズ(2015.09.29)

2015-09-29 23:59:59 | カメレオンのための音楽
取り上げるにはちょっと地味かもしれないんですが、たぶん、この人のサックス、たいていの人は聞いたことがありますよ。わたしはあんまり好きな曲じゃないんだけど、ビリー・ジョエルの「素顔のままで」のサックスを吹いていた人なんですよね。ご冥福をお祈りいたします。

ジャズのサックス奏者のなかでも大物の割には、「誰もが知る」というよりは、「渋い存在」だった気がするんで、どれくらい追悼記事が書かれるのかわからないんですが、わたしの場合は、個人的に愛してやまないバンド、スティーリーダンのアルバム『嘘つきケイティ』に入っている”Doctor Wu”の演奏が印象に残る。

それと、あのチャーリー・パーカー(イーストウッド監督の『バード』は皆さん、ご覧になってますよね!)の未亡人と結婚した人としても有名で、村上春樹がソニー・クリスのアルバム『Up,up&away』のライナーノーツに書いた文章「チャーリーパーカーは何を残したか」に、パーカーの臨終の様子が描かれていて、もちろん、ウッズも登場するんですよね。

ということで、まったく、興味のない方も、少し興味湧いたでしょうか。ご興味のある方は後藤雅洋さんの紹介記事を!

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