先ごろ、アメリカが北朝鮮を「テロ支援国家」指定から解除したというニュースがありましたが、まあ、驚きというか、ご都合主義というか・・・。というのも、わたしの旅したキューバはいまなお「テロ支援国家」ということになっているからなんですよね~。北朝鮮の方がキューバがよりましだって思えますか?ほんとうに!!
・北のテロ支援国指定を解除=米、6カ国協議の膠着打開へ-日本、拉致で苦境に
万事、「アメリカン・スタンダード」が「グローバル・スタンダード」ということになっているこの国ですら、今回の「北朝鮮、テロ支援国家解除」については疑問の声が沸き起こっているわけだけど、そもそも「テロ支援国家」などという基準自体がアメリカン・スタンダードそのものなんだって改めて考える必要があるのではないでしょうか。
というのも、キューバでいえば、アメリカ以外の国とは経済交流しているわけだし、ヨーロッパはもとよりカナダとの交流も盛んのよう。
(因みに、トロントの空港のカートには「ウェルカム・キューバ」みたいな宣伝写真がついていて、「社会主義国」のイメージと随分違うんだな~って思ったものです!)
もちろん、さすがに北朝鮮には行ったことのないわたしですが、わたしの会ったキューバ人は自由にカストロ批判を語っていたし、民主主義国(?)日本の人々より、まったく自由に人生を謳歌している!
まあ、キューバと北朝鮮の比較でいえば、キューバの方がアメリカから遥かに近いので危険だという認識なんじゃないですか?というか、北朝鮮が核開発なんかしようとしても、所詮アメリカにとっては極東の話に過ぎないってことか・・・。
というわけで、たかだか一旅人の所感に過ぎないかもしれませんが、キューバが経済封鎖するに相当な「テロ支援国家」であるという印象はまったく持てなかったし、アメリカ大使館の見解を読んでみても、わたしにはどうにも納得がいかなかった!
(たとえば、19世紀のイギリスは政治亡命者の集まる国として機能していたわけで、あのマルクスが大英博物館のお湯の出る水道で顔を洗っていたなんて話も有名ですよね。)
だから、米国経由の世界認識に陥りがちなわたしたちは、本当はアメリカが主語である「国際社会」ってものに騙されないようにしないといけないと思うのですよ、ねえ、麻生さん!
・北のテロ支援国指定を解除=米、6カ国協議の膠着打開へ-日本、拉致で苦境に
万事、「アメリカン・スタンダード」が「グローバル・スタンダード」ということになっているこの国ですら、今回の「北朝鮮、テロ支援国家解除」については疑問の声が沸き起こっているわけだけど、そもそも「テロ支援国家」などという基準自体がアメリカン・スタンダードそのものなんだって改めて考える必要があるのではないでしょうか。
というのも、キューバでいえば、アメリカ以外の国とは経済交流しているわけだし、ヨーロッパはもとよりカナダとの交流も盛んのよう。
(因みに、トロントの空港のカートには「ウェルカム・キューバ」みたいな宣伝写真がついていて、「社会主義国」のイメージと随分違うんだな~って思ったものです!)
もちろん、さすがに北朝鮮には行ったことのないわたしですが、わたしの会ったキューバ人は自由にカストロ批判を語っていたし、民主主義国(?)日本の人々より、まったく自由に人生を謳歌している!
まあ、キューバと北朝鮮の比較でいえば、キューバの方がアメリカから遥かに近いので危険だという認識なんじゃないですか?というか、北朝鮮が核開発なんかしようとしても、所詮アメリカにとっては極東の話に過ぎないってことか・・・。
というわけで、たかだか一旅人の所感に過ぎないかもしれませんが、キューバが経済封鎖するに相当な「テロ支援国家」であるという印象はまったく持てなかったし、アメリカ大使館の見解を読んでみても、わたしにはどうにも納得がいかなかった!
(たとえば、19世紀のイギリスは政治亡命者の集まる国として機能していたわけで、あのマルクスが大英博物館のお湯の出る水道で顔を洗っていたなんて話も有名ですよね。)
だから、米国経由の世界認識に陥りがちなわたしたちは、本当はアメリカが主語である「国際社会」ってものに騙されないようにしないといけないと思うのですよ、ねえ、麻生さん!
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