演目が発表になりましたね。今回は勘九郎の襲名興行。しばらく、南座はご無沙汰だけど、どうしようかな?簡単な感想だけっ。
玉三郎は東京で『日本橋』の舞台があるので出演せず。仁左衛門、藤十郎の上方勢に團十郎あたりが付き合う感じなんですね。本来なら、父親の勘三郎が出る予定だったんだろうけれど・・・。
で、率直にいっちゃうと、京都顔見世にしては演目が地味かなって気もするけど、仁左衛門の工藤と勘平には惹かれるんですよね~。勘平はすでに定評があるし、工藤は観た記憶がないからどうなるのか気になる。
ただ、年々、京都顔見世のゴージャス感は薄らいでいるような気がしなくもないですね~。もちろん12月は国立の吉右衛門一座の「鬼一法眼三略巻」に、新橋演舞場の興行、日生劇場の玉三郎『日本橋』とくれば、手薄にならざるを得ないのは仕方がないとは思いますが・・・。
ただ、顔見世はチケット代から筋書き(関西では「番付」ですね。)にいたるまで、若干割高なので、ゴージャス感を取り戻すのか、通常公演並みの値下げを検討するのか、岐路に立っているような気はします。
というわけで、12月は文楽公演もあるし、検討中のわたしなのでした!
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京都四條南座
平成24年11月30日(金)~12月26日(水)
昼の部(午前10時30分開演)
第一 佐々木高綱(ささきたかつな)
佐々木高綱 我 當
子之介姉おみの 孝太郎
馬飼子之介 愛之助
高綱娘薄衣 新 悟
佐々木小太郎定重 進之介
高野の僧智山 彌十郎
第二 梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
鶴ヶ岡八幡社頭の場
梶原平三景時 團十郎
娘梢 七之助
奴菊平 家 橘
囚人剣菱呑助 市 蔵
俣野五郎景久 男女蔵
青貝師六郎太夫 彌十郎
大庭三郎景親 左團次
第三 寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
曽我五郎時致 勘太郎改め勘九郎
曽我十郎祐成 時 蔵
小林朝比奈 橋之助
化粧坂少将 七之助
喜瀬川亀鶴 壱太郎
梶原平三景時 市 蔵
梶原平次景高 薪 車
八幡三郎 男女蔵
近江小藤太 愛之助
鬼王新左衛門 翫 雀
大磯の虎 秀太郎
工藤左衛門祐経 仁左衛門
第四 玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)
吉田屋
藤屋伊左衛門 藤十郎
吉田屋喜左衛門 彌十郎
女房おきさ 吉 弥
扇屋夕霧 扇 雀
夜の部(午後4時15分開演)
第一 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
同 二つ玉の場
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
早野勘平 仁左衛門
女房おかる 時 蔵
斧定九郎 橋之助
千崎弥五郎 愛之助
母おかや 竹三郎
一文字屋お才 秀太郎
不破数右衛門 左團次
第二 六代目中村勘九郎襲名披露 口上(こうじょう)
勘太郎改め勘九郎
幹部俳優出演
第三 新歌舞伎十八番の内 船弁慶(ふなべんけい)
静御前/新中納言平知盛の霊 勘太郎改め勘九郎
武蔵坊弁慶 團十郎
舟子岩作 扇 雀
同 浪蔵 七之助
亀井六郎 男女蔵
片岡八郎 壱太郎
伊勢三郎 新 悟
駿河次郎 薪 車
舟長三保太夫 左團次
源義経 藤十郎
第四 関取千両幟(せきとりせんりょうのぼり)
稲川内より角力場まで
稲川次郎吉 翫 雀
女房おとわ 孝太郎
鉄ヶ嶽陀多右衛門 橋之助
玉三郎は東京で『日本橋』の舞台があるので出演せず。仁左衛門、藤十郎の上方勢に團十郎あたりが付き合う感じなんですね。本来なら、父親の勘三郎が出る予定だったんだろうけれど・・・。
で、率直にいっちゃうと、京都顔見世にしては演目が地味かなって気もするけど、仁左衛門の工藤と勘平には惹かれるんですよね~。勘平はすでに定評があるし、工藤は観た記憶がないからどうなるのか気になる。
ただ、年々、京都顔見世のゴージャス感は薄らいでいるような気がしなくもないですね~。もちろん12月は国立の吉右衛門一座の「鬼一法眼三略巻」に、新橋演舞場の興行、日生劇場の玉三郎『日本橋』とくれば、手薄にならざるを得ないのは仕方がないとは思いますが・・・。
ただ、顔見世はチケット代から筋書き(関西では「番付」ですね。)にいたるまで、若干割高なので、ゴージャス感を取り戻すのか、通常公演並みの値下げを検討するのか、岐路に立っているような気はします。
というわけで、12月は文楽公演もあるし、検討中のわたしなのでした!
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京都四條南座
平成24年11月30日(金)~12月26日(水)
昼の部(午前10時30分開演)
第一 佐々木高綱(ささきたかつな)
佐々木高綱 我 當
子之介姉おみの 孝太郎
馬飼子之介 愛之助
高綱娘薄衣 新 悟
佐々木小太郎定重 進之介
高野の僧智山 彌十郎
第二 梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
鶴ヶ岡八幡社頭の場
梶原平三景時 團十郎
娘梢 七之助
奴菊平 家 橘
囚人剣菱呑助 市 蔵
俣野五郎景久 男女蔵
青貝師六郎太夫 彌十郎
大庭三郎景親 左團次
第三 寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
曽我五郎時致 勘太郎改め勘九郎
曽我十郎祐成 時 蔵
小林朝比奈 橋之助
化粧坂少将 七之助
喜瀬川亀鶴 壱太郎
梶原平三景時 市 蔵
梶原平次景高 薪 車
八幡三郎 男女蔵
近江小藤太 愛之助
鬼王新左衛門 翫 雀
大磯の虎 秀太郎
工藤左衛門祐経 仁左衛門
第四 玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)
吉田屋
藤屋伊左衛門 藤十郎
吉田屋喜左衛門 彌十郎
女房おきさ 吉 弥
扇屋夕霧 扇 雀
夜の部(午後4時15分開演)
第一 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
同 二つ玉の場
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
早野勘平 仁左衛門
女房おかる 時 蔵
斧定九郎 橋之助
千崎弥五郎 愛之助
母おかや 竹三郎
一文字屋お才 秀太郎
不破数右衛門 左團次
第二 六代目中村勘九郎襲名披露 口上(こうじょう)
勘太郎改め勘九郎
幹部俳優出演
第三 新歌舞伎十八番の内 船弁慶(ふなべんけい)
静御前/新中納言平知盛の霊 勘太郎改め勘九郎
武蔵坊弁慶 團十郎
舟子岩作 扇 雀
同 浪蔵 七之助
亀井六郎 男女蔵
片岡八郎 壱太郎
伊勢三郎 新 悟
駿河次郎 薪 車
舟長三保太夫 左團次
源義経 藤十郎
第四 関取千両幟(せきとりせんりょうのぼり)
稲川内より角力場まで
稲川次郎吉 翫 雀
女房おとわ 孝太郎
鉄ヶ嶽陀多右衛門 橋之助
さて、仰る通り近年の顔見世はなんだか地味ですね。前はもう少しキラキラした感じがあったんですが。
今年は人間国宝=玉三郎も来ないということなので、一層ですね。
私は近年の演目にはイマイチ反応せずすっかりご無沙汰してしまっているのですが、今年は仁左衛門=工藤祐経には「おっ」と思ったので足を運ぼうかと思っています。南座の天井桟敷、良く見えるので結構好きなんです。
ご返事遅れてスイマセン。
近年の南座の地味さ加減、輝きを取り戻してほしいところですよね~。
わたしの思い出の南座顔見世は、三津五郎襲名のときの三津五郎の助六。
その後、三津五郎はやってないと思いますけど、またやって欲しいですね~。こういうサプライズが南座顔見世ならではだと思うんですけど、役者の力量の問題もあるから、最近はなかなか難しいのかもしれないですね。
源九郎稲荷神社は歌舞伎「義経千本桜」に登場する源九郎狐ゆかりの神社です。
そして僕は、源義経を守り通し、義経から幼少名である九郎の名をもらった源九郎狐です。
もともと吉野の地におりましたが、豊臣秀長さんにより吉野の地から大和郡山城に祀られました。
9月26日には、歌舞伎役者の中村勘九郎さんも参拝くださいました。