まずお断りしておきたいのは、わたし、AKBに全然興味ありません。なにしろ、男女含めてアイドルってものに興味を持ったことがないんですから。で、純粋に話題に乗ってみるというレベルで、この本を読んでみました。簡単に感想っ。
正直、この本の前半には相当ひきました!4人のオッサンのこのノリって、とてもじゃないけどついていけないわって感じで。
ただ、後半は文化論めいていて、それなりに興味を引きましたね。たとえば、ピンクレディーの文化論的位置づけとか、柄谷行人より秋元康の方が偉いという宇野発言も結構頷けましたし…。
で、わたしがいちばん興味を持ったのが、「AKBはシステムだ」というくだり。つまり、一組のアイドルグループということではなくて、どんどん興味が更新されていくシステムだから面白いって部分。
これって、わたしにとって「歌舞伎がシステムだ」ということに近いのかもしれないなと。
しかも、当然ながら、AKBより歌舞伎の方が長い時間に耐えているわけで、凄いシステムなんじゃないかってね。
つまり、贔屓役者が死んでしまっても、その一族なり、芸の継承者なりの存在で、いつまでも存続していく芸能システム!宝塚なんかもそうだと思うけど、こういう仕組みって、なかなか世界的にないんじゃないですか?
そういう意味で、多少考えさせられる本ではありました。なので、4人のオッサン論客たちを気持ち悪いとか、簡単にいえないなあ~と。なぜなら、歌舞伎ファンのおまえらは何なんだって問い返されそうだから。
なので、目下、AKBシステムと歌舞伎システムの決定的な違いを探索中。結論が出てから、AKBファンのオヤジ連を自信を持って「気持ち悪い」と言おう!と思っています。
さて、結論、見つかるかな?
正直、この本の前半には相当ひきました!4人のオッサンのこのノリって、とてもじゃないけどついていけないわって感じで。
ただ、後半は文化論めいていて、それなりに興味を引きましたね。たとえば、ピンクレディーの文化論的位置づけとか、柄谷行人より秋元康の方が偉いという宇野発言も結構頷けましたし…。
で、わたしがいちばん興味を持ったのが、「AKBはシステムだ」というくだり。つまり、一組のアイドルグループということではなくて、どんどん興味が更新されていくシステムだから面白いって部分。
これって、わたしにとって「歌舞伎がシステムだ」ということに近いのかもしれないなと。
しかも、当然ながら、AKBより歌舞伎の方が長い時間に耐えているわけで、凄いシステムなんじゃないかってね。
つまり、贔屓役者が死んでしまっても、その一族なり、芸の継承者なりの存在で、いつまでも存続していく芸能システム!宝塚なんかもそうだと思うけど、こういう仕組みって、なかなか世界的にないんじゃないですか?
そういう意味で、多少考えさせられる本ではありました。なので、4人のオッサン論客たちを気持ち悪いとか、簡単にいえないなあ~と。なぜなら、歌舞伎ファンのおまえらは何なんだって問い返されそうだから。
なので、目下、AKBシステムと歌舞伎システムの決定的な違いを探索中。結論が出てから、AKBファンのオヤジ連を自信を持って「気持ち悪い」と言おう!と思っています。
さて、結論、見つかるかな?
AKB48白熱論争 (幻冬舎新書) | |
小林 よしのり,中森 明夫,宇野 常寛,濱野 智史 | |
幻冬舎 |
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