あの往年のハードロック・バンド、レッド・ツェッペリンが再結成して、新曲を発表するらしい。これって、どうなのかな?この手のことがあるから、わたしもロック聴かなくなっちゃったんだけど・・・。
・レッド・ツェッペリン、新曲制作の可能性も
あの沢尻エリカもリスペクトしているという伝説のバンド・レッド・ツェッペリン。もはや解説は不要でしょうし、沢尻エリカじゃないけどストレスを溜めがちな思春期のわたしも、一時はホント大好きでした。なにしろ、世評の低いサードアルバムも好きだったくらいだしね・・・。
別にこのバンドに限った話じゃあないけど、かつてカッコよく解散したバンドが再結成、醜態をさらす場面を何度も見るようになり、いつしかわたしの心はロックから離れていった。
ピストルズをはじめとしたパンク・バンドの再結成あたりから、露骨なロックの懐古趣味、かつての産業ロックよりたちの悪い、情けない感じの商業化が進行してきたなっていうのが、わたしの勝手な感想。
だいたい、音楽雑誌だってロック名盤みたいな特集が多すぎるし、かつての大物ミュージシャンの回顧インタビューとか、もううんざりのビートルズ・ネタ特集は、メディアとリスナーの衰弱ぶりを表しているとしか思えない。
もちろん、今だって現役でアクティブな活動をしているミュージシャンはたくさんいるわけなんだけど、ロックが持っていた最先端性みたいな幻想は完全に崩れつつあって、完全無欠の音でビルボードランキング1位連発みたいな全体性獲得幻想(なんか、言ってることが渋谷陽一みたいになってきた!)って、世界的に見てもまともに信じられているんだろうかって最近つくづく思う。
とまあ、ヒマにまかせて大上段なことを書いちゃったけど、CD売れない、雑誌売れない状況が今日を作っているのと、グーテンベルグの出版革命以来の革命といわれるネット革命が、あらゆる表現ジャンルに過渡期状況を作り出しているってことなのかもしれませんね。
そんなわけで、音楽に限らず、いい表現って極々パーソナルな表現をしているクリエーターに集中している気がするのと、ネットで情報にアクセスしている人たちの関心は生の舞台やライブなどの直接体験に向いて来ているのではというのが、わたしの勝手な想像。(少なくとも、わたしが舞台を見に行くのはそういう理由。)
さて、ツェッペリンに話を戻すと、新曲は止めた方が良いんじゃないのって思う反面、リアルタイムで体験できなかったツェッペリンを生で体験したいというリスナーがライブチケットを求めて殺到した気分もわからなくはない。
なんだか、これって、「ひび割れた骨董」とまで評されたかつての名ピアニスト・ホロヴィッツのコンサートに、大挙して集まった日本の聴衆みたいな現象なのかもしれませんね~。
・レッド・ツェッペリン、新曲制作の可能性も
あの沢尻エリカもリスペクトしているという伝説のバンド・レッド・ツェッペリン。もはや解説は不要でしょうし、沢尻エリカじゃないけどストレスを溜めがちな思春期のわたしも、一時はホント大好きでした。なにしろ、世評の低いサードアルバムも好きだったくらいだしね・・・。
別にこのバンドに限った話じゃあないけど、かつてカッコよく解散したバンドが再結成、醜態をさらす場面を何度も見るようになり、いつしかわたしの心はロックから離れていった。
ピストルズをはじめとしたパンク・バンドの再結成あたりから、露骨なロックの懐古趣味、かつての産業ロックよりたちの悪い、情けない感じの商業化が進行してきたなっていうのが、わたしの勝手な感想。
だいたい、音楽雑誌だってロック名盤みたいな特集が多すぎるし、かつての大物ミュージシャンの回顧インタビューとか、もううんざりのビートルズ・ネタ特集は、メディアとリスナーの衰弱ぶりを表しているとしか思えない。
もちろん、今だって現役でアクティブな活動をしているミュージシャンはたくさんいるわけなんだけど、ロックが持っていた最先端性みたいな幻想は完全に崩れつつあって、完全無欠の音でビルボードランキング1位連発みたいな全体性獲得幻想(なんか、言ってることが渋谷陽一みたいになってきた!)って、世界的に見てもまともに信じられているんだろうかって最近つくづく思う。
とまあ、ヒマにまかせて大上段なことを書いちゃったけど、CD売れない、雑誌売れない状況が今日を作っているのと、グーテンベルグの出版革命以来の革命といわれるネット革命が、あらゆる表現ジャンルに過渡期状況を作り出しているってことなのかもしれませんね。
そんなわけで、音楽に限らず、いい表現って極々パーソナルな表現をしているクリエーターに集中している気がするのと、ネットで情報にアクセスしている人たちの関心は生の舞台やライブなどの直接体験に向いて来ているのではというのが、わたしの勝手な想像。(少なくとも、わたしが舞台を見に行くのはそういう理由。)
さて、ツェッペリンに話を戻すと、新曲は止めた方が良いんじゃないのって思う反面、リアルタイムで体験できなかったツェッペリンを生で体験したいというリスナーがライブチケットを求めて殺到した気分もわからなくはない。
なんだか、これって、「ひび割れた骨董」とまで評されたかつての名ピアニスト・ホロヴィッツのコンサートに、大挙して集まった日本の聴衆みたいな現象なのかもしれませんね~。
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