切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

5月6日(日)のつぶやき

2012-05-07 02:01:49 | 日日雑記
23:34 from web
GWもいよいよ終わりか~。天候不順で家にいる時間が多かったけど、モリッシーのライブ、新橋演舞場昼の部、お友達との食事くらいか…。あと、渋谷で貞子軍団見ました!AM中だけ渋谷にいたので。でも、すぐ家に帰ってよかったよ~。まさか、雹が降るとわね~。あれって、貞子のせい?

23:41 from web
GW中は、阿部和重の神町モノをまとめて読んだんだけど、「嗚呼、時間返せ」と言いたくなった!『インセミア』(文庫で全4巻!)の終章を読み終えたとき、心底思いましたよ!横溝正史の金田一シリーズの因業ネタみたいな結末で、褒めてる評論家のセンスを疑う!!

23:44 from web
(続き)フォークナーとか中上建次の「路地」モノとか、大江健三郎の『万延元年のフットボール』あたりと比べちゃあ失礼ですよ。ああいう読み応えなんか皆無なんだから。川崎長太郎の「抹香町」モノの方がよっぽど格調がある!って、「抹香町」は色町の話なんだけどネ…。

23:47 from web
(続き)ついでに言っておくと、文庫の『グランドフィナーレ』(芥川賞受賞作ネ)の高橋源一郎の解説も酷い。褒めるところが思いつかなかったとしか思えないし、全然批評になってないでしょ。ホントに好きなら、村上龍の『悲しき熱帯』の解説くらいのことはやってくれないと…。

23:53 from web
(続き)てなわけで、わたしが阿部和重で認めるのは『ニッポニア・ニッポン』くらいで、奥さんの川上未映子の方が断然好き。『ヘヴン』なんか、名文だし、大傑作ですよ~。しかし、蓮実一派の批評性って、だいぶ落ちちゃったんじゃないですか。これじゃあ、小林秀雄周辺サークルと変わらないよ~。

23:59 from web
(フォロー)「村上龍の『悲しき熱帯』の解説」というのは、角川文庫版の『悲しき熱帯』(村上龍著)の解説をむかし高橋源一郎が書いてたって話で、この解説に出てくる奥さんは室井祐月より前の奥さん(直子さんだっけ?)だって話です。念のため。

by kirareotomi on Twitter
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1 コメント

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ハハ、間違えちゃった。 (切られお富)
2012-05-08 01:42:30
『インセミア』じゃなくて『シンセミア』だよね~。キーボードの打ちミスでした。

ま、嫌いな小説だからどうでもいいんだけどね~。
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