リーマン破綻で思い出したこと。

世界的に悪い影響を与えそうなリーマン・ブラザースの破綻。ちょっと気になったことをいくつか・・・。

リーマン、破産法の適用申請…バンカメはメリル合併発表(読売新聞) - goo ニュース

①リーマンブラザーズって、ニッポン放送株の件でホリエモンに融資したとこでしたよね。その後のライブドアの運命なんかも考えあわせると、栄枯盛衰って気もするなあ～。

しかし、そのリーマンに融資していた日本の金融機関の数と金額を考えると、「外資の正体＝日本の金融機関」という説は納得がいきますね。

②日本法人が民事再生法の申請をしたというのだけど、３兆円ともいわれる負債総額で、なんで会社更生法にならないの？（あるいは、破産法？）

民事再生法だと経営者は変わらなくてもいいわけだけど、そんなことがこの負債額で道義的に許されていいんでしょうか？それに、この手の会社って、年収も凄いわけで年収分の責任はあるだろう！と、わたしは思うのですが、さて・・・。

③ところで、日本を揺るがすＪ－ＳＯＸ法。そのおお元になっているＳＯＸ法のあるアメリカ。

「世界を揺るがす巨大な破綻を防げなかったＳＯＸ法」みたいな視点はないのかなって気もするのですが、そういう論評があれば読みたいな～。

因みに、Ｊ－ＳＯＸ法のせいで、上場を取りやめる企業が増えてるって話が、この間日経新聞に載っていましたっけ。

④かつて付き合いのあったリーマンについて、この人が語っているようです。

確かに、センチメンタルな外資批判は問題あるけど、日本の大企業の買収劇にリーマンみたいなところが絡んでるってことは、抑えてないといけませんよ。

こういうことは、北朝鮮のミサイルの脅威よりよっぽど差し迫った脅威だとわたしは思うなあ～、右翼の皆さん！