切られお富!

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つんく、モーニング娘、&アッキーの選挙応援にみる日本の民主主義。

2007-02-07 22:03:42 | 政治少女死なず(反アベ宣言!)
きっこさんがブログに書いていたし、朝日の記事にもなっていたけれど、北九州市長選で、つんく、矢口真里、飯田香織に選挙応援させるセンスって、民主主義なんですかね?もちろん、言わずもがなの宗教的な背景があって、やってることなわけだけど。これで、与党が勝っていたらどうなったんだと思う一方、ちゃんと、マスコミはこのことを報道して、批判や論評を加えるべきなんじゃないですかね?まあ、圧力があって取り上げにくいんだろうけど。

つんく・「モー娘。」呼んでも…与党敗北、北九州市長選(朝日新聞) - goo ニュース

「必勝」という鉢巻をして応援に望んだという矢口や飯田もなんだか凄いけど、「あったことはないけど、いいひとです。」とのたまわって、もう来なくていいといわれた安倍夫人アッキーも凄いといえば、凄い。

・選挙応援でアッキー節炸裂 「会ったことないが、すばらしい人」

選挙結果をみれば、こういう「広報」戦略は、さすがに有権者にも通用しなかったようなので、ひとまず安心してしまうところなわけだけど…。

しかし、総理就任早々、池田大作に会いに行き、訪中の段取りまでしてもらった安倍晋三。沖縄選の結果にも、沖縄の古典芸能が学会に仕切られてしまっているという問題を、佐野眞一氏が「TVウワサの眞相」で語っていたし、<民主主義=選挙>っていう図式について、再考すべき時期に来ているのではないでしょうか?

ついでだから書いておくと、新聞社の印刷部門は赤字部門で、たとえば大手新聞でも聖教新聞の印刷を受注して売り上げにしているんだそうだ。神奈川新聞の印刷所にいたっては、神奈川新聞より聖教新聞の印刷部数の方が多いなんていう話まであって、こうなってくると新聞社も学会批判なんてできなくなってくるってことなんでしょう。

しかし、たんなる公明党候補の問題でなく、自公候補の集票に学会タレントを使うことに違和感を感じない自民党支持者はどのくらいいるものなのか?

それを問う意味でも、ちゃんとメディアは北九州の選挙応援について、今からでも論じ合うべきだと思いますね、わたしは!
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