「斉藤さん」の影響？

日テレのドラマ「斉藤さん」

昔当たり前のようにいた口うるさい頑固親父の現代版

昨今の大人の見てみぬふり状況に警鐘をならしている気がします。

でも、実際斉藤さんのように周りに迷惑をかけている人に
注意ができるかというと、なかなかむずかしいですね

vorinは、けっこう正義感が強いほうです

タバコのポイ捨て親父のタンをカーッぺッ

子供のやりたい放題を注意しない親たち

外に出るとだいたい1回はイヤな気持ちにさせられます

まあ、彼ピに言わせると、

なにが迷惑な行為なのかは、
人それぞれの感じ方や考え方で大きく変わるから、
vorinが腹を立てていても、相手もvorinに腹を立てているかもしれないよ

なんですけどね

彼ピはvorinの声が大きいので、
いつもご近所に迷惑をかけているんじゃないかと
ヒヤヒヤしているそうです

まあ、それはさておき、
本日電車の中でまたイヤな気持ちにさせられました

研修会の帰り。

ウォークマン（と言っていいのか？）のイヤホンから
はっきり歌声が聞こえるほどの大音量で流れてくる音楽

高校生らしき男の子がvorinの近くに立っていました

当然だれも注意はしません。
気になったのはvorinだけなのかもしれません。

vorinは、おもむろにジロジロ見てやりました

でも相手はいっこうに気にすることなく、
駅が過ぎるうちにvorinの隣に来てしまいました

vorin、電車とか密閉された空間で、機械的な音を聞くとイライラします

たまに携帯の使い方が分からないのであろうオジ様が、
ボタン音をピコピコ鳴らして、必死でメールを打っていることがありますが、

あの音も気になるんです

今日の音楽漏れについては、斉藤さんの影響か、
注意しようかどうかものすごく迷いました

さらっと言えば、相手も怒ったりしないだろうと思ったり、

イヤイヤ、今の世の中、たった一言で刺されちゃうこともあるんだから、
ここは気にしないようにしようと思ったり、

葛藤した結果、手で片方の耳をふさぐという、
無言の抵抗姿勢を見せることにしました

結果は、やはりなにも変わりませんでした

ああ、斉藤さん、ごめんなさい

vorinは勇気のない大人です

まあ、大人だからこの男の子の気持ちも、少しは分かります。

若いときは、自分の聴いている音楽をみんなに自慢したくて、
イヤホンから音を漏らすというのが、
なにかの自己表現につながっているのかもしれません

だけど、公共の場で人に迷惑をかけることは恥ずかしいことだって、
だれに言われなくても分かってほしいんだけどなあ

結局、今はあのとき注意しなかったことを後悔しております

vorinが言ってあげることで、
明日からあの男の子が電車の中で人に迷惑をかけることがなくなれば、
こんなにすばらしいことはありません

まあ、一歩間違えると恐ろしいことにもなりますが・・・

勇気が出せる人間になりたいものです