建設業者 いい加減すぎて嫌になる

仕事で建設業者の顧客が増えてきた、今日この頃。

ときどき嫌になることがあります


vorinのお客さんは中小建設業者ばかり。それも零細業者です。

彼らは利益重視で法律や規則を守る気がありません


でもね、世の中、法律で秩序が保たれていて、

昔は野放しだったかもしれないけど、

今はね、建設業法という法律があるんですよ


自分の仕事に関するルールなのだから、

せめて知ろうとしてほしい


社会保険だってね、長い間放置されていたけど、

あまりに加入しない業者が多すぎるから、

2年前から国が強化に乗り出しちゃったじゃん


法人になったら加入しなきゃいけないんだよ

そういう決まりなんだから、

入りたくないって言ったって仕方がないんだよ


社会保険に入ったら利益が残らないって言うんなら、

利益が出るように考えて工夫してやっていくのが事業ってもんだ


でもね、建設業は、「考えて」「工夫して」「改善して」という、

製造業にとっては当たり前のことが出来ない。

出来ないんじゃなくて、やりたくないし、やる必要もないと考えている。


2次下請け、3次下請けは、労務での精算が多く、会社の経費が出ない。

だから社会保険に入らないし、下手すると職人を外注扱いにしている。

職人は手取りが減るから社会保険を拒否するし、

外注扱いの場合、確定申告もせずに、所得税や住民税を払わないで生きている。

働けなくなったら生活保護


こんな考えのお客さんばかりじゃないけど、

あまりにいい加減で、義務を果たさずに生きている人と接すると、

なんだかとても疲れます


vorinは報酬を得て仕事をするわけですから、

きちんとお金を払っていただければ大事なお客様です。


でもね、一生懸命vorinの時間を使って、

全力でサポートをする価値があるのかなあって、

心に迷いが出てくるんですよ。

おかげで、最近、

愚痴というかお客様への不満を口にすることが多くなっています。


そして、残念なことに、

ちゃんと社会保険に入って、税金も納めて、まじめにやっている建設業者は、

つぶれることが多い


こうやってモヤモヤしながらも、

vorinの生活は彼らのおかげで成り立っているわけです