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国際主義と、国家忘却

2011年07月20日 | 軍事

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人は石垣、人は城

 

 菅直人政権は、国土を守ることを怠っている

人は国の本であり、人心が疲弊すれば、国家が乱れる。


信玄堤

 日本国は経済的には、超大国である。

 しかし、防衛機能は、アメリカに奪われて久しい。軍事力を持たない事を明記した、戦後押しつけ憲法は、明確に国際法を侵している。戦争により打ち負かした相手国の、基本法たる憲法を変更することは、明確に国際法の上で否定されている。体裁の上では、憲法が国会で審議の上に、制定されたことになっている。しかしこの事が、戦後日本のまやかし政治のはじまりであった。つまり擬制の民主主義が、アメリカ進駐軍の監視とアメ玉によってはじめられた。

 


 日本にも焚書坑儒の時代があった。

 日本国の独立を守る為に戦った、強者(つわもの)は捉えられ、ありもしない言いがかりによって断罪された。多くが、見せしめ のために、死刑に処せられた。

 この公開処刑の他にも、おびただしい暗殺が行われた。

 アメ玉も多く、配られた。
 戦後のインフレ率は、300倍もの物価上昇をもたらした。つまり通常の、ナン百倍もの通貨が印刷された。これは、いまは焚書にあって調べようがないが、きわめて恣意的に、不当に、アメの支配に媚びるものにバラ撒かれたのだろう。また直接に米軍関係者は、このホットな札ビラで、日本の文化財を買い漁った。

 

 

 反日の心情をもって、成立する政党が戦前とくに、戦中はきびしく取り締まられていた。この反日スパイあるいは、国家転覆の狂信の徒らは、戦後ともなれば、米国による間接統治の狗として使われた。『友愛精神に富んだ、民主主義の前衛』とおだて上げられた。軍隊を持たない国家など、あろう筈もない幻想である。しかし新生・日本国は、此の砂上に構築された。風が吹けば、土台であるべき砂は、サラサラと吹き流される。雨が降れば、もっと痛ましい、泥水に流されて、日本国は濁流の中で翻弄される。

 日本国の主敵は、まがうことなく、米国である。

正確に言えば、ユダヤ金融と軍産やエネルギー・マフィアである。17ドルの原油を、100ドル以上につり上げて、どんどん原発を作らせようとした、エコテロリストとは、こやつ等のためのこそある、蔑称であろう。

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 ロシアつまり当時の呼称ではソ連も、敵国である。

 日ソ中立条約を犯して、千島と樺太を奪った。それも日本が、武装放棄の後であるから、日本国民が『汚い』と感じて怒るのも当然である。

 


北方領土

 だが絶対に忘れてならないことは、日本国は自立をアメリカに奪われたままだと言うことだ。

 その対米従属を、端的に示すのが、憲法前文における『平和主義』である。これはアメリカの対日侵略戦争責任を忘れる事によって、初めて成立する。つまり大東亜戦争は、日本帝國の防衛戦争であったのだが、これを侵略戦争と言いくるめた。結果から見れば、国家の政治機構は、東南アジアをはじめとして、殆どの地域は民族自決の独立をなしている。

 つまり、大東亜戦争の表向きの命題、『 アジア諸国民族の自立 』は達成されたわけだ。

 ところが、日本国を見れば解る如く、アジア各民族も貿易や金融政策面では、独立できていない。
 アメリカ進駐軍は、縮小して安保を法的根拠とした、在日米軍となった。かわりに進駐してきたのが、アメリカを主体にした、金融進駐軍である。これは日本銀行に、根城を定めた。法的には日銀は、日本国政府の監督下にある。しかし、これを信じる、金融スジは皆無だろう。とにもかくにも、戦後すぐの超インフレ政策により、日本の既存経済は破壊されてしまった。まずはこの様に想定すべきなのだろう。このことは鳩山兄弟の、母方の爺さんにでも聞いて見れば解るのだろうが。此の世には居ないので、聞きようがない。


  ホントだよ、石橋とか鳩山の爺さん方に、『国際主義』ってなんだ。

 こう聞いて見たい。

 答えは、決まってる。

 アメリカ様の言いなりになる。これで命が安泰、アメ玉もらって、カネ持ちになる。あるいは、米国のいいなりの政治をすれば、政権は安泰だ。『アメリカ様・至上主義では、体裁ががつかないから、"国際主義"』と誤魔化すのだよ。

 

 日本の場合は、その対米従属性が、極めて顕著である。

 そりゃそうだ。欧州と中東の歴史は、戦争とその仕返しの歴史の積み重ねだ。日本人は忘れることが得意だが、彼らは何千年もの恩讐を、碑に刻んで、その教えに従って生きてきた。殺し合ってきたのだ


 くどいが、「憲法前文の平和主義」と「九条による、戦力と交戦権の放棄」が、自立国家の最大の要件を欠いている。つまりアメリカにより奪われている。

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 人は石垣であり、人は城でもある。

 しかし、今の日本国では、人はバラバラであり、城は壊されたままである。

 

 ところが、不思議なことに、『自衛隊』という、不思議な存在がある。


 是を天佑と言うべし。

 

 そして是が、左近尉の見立てでは、アジア最強の軍隊である。ただし是は、通常戦力での戦闘を想定してのことであり、核戦力では比較すべき、公然配備の戦力は、日本国はゼロである。つまり支那の核兵器での恫喝に対しては、日本の公然戦力は、無力である。ホント、絵に画いたような、無力で情けない。

 この事が、仙谷由人の柳腰とか、チュウゴク様々の媚びへつらいに、現象してくる。


 支那は日本国に原爆こそ落としはしなかったが、いま現実に、日本国に核ミサイルの照準を合わせて、恐喝している。それに屈した歴代の日本国政府は、尖閣諸島に自衛隊を配備できないでいる。今現在、東シナ海や南シナ海で、秩序を乱しているのが、支那の覇権主義、領土・領海拡大主義だ。そして其れを可能にしたのが、日米そして欧米諸国の、支那への技術と資本の移動による、支那経済の工業化であった


 もし支那が、その狂気の極限に於いて、日本国に向けて核ミサイルを発射したならばどうなるのか。本当に、それこを北京五輪の花火のように、核ミサイルを打ちあげたならば、支那本土にも、誤爆で何十発も落下するだろう。そして不幸の極みではあるが、日本国にも何発、あるいは、何十ものロットで核ミサイルが、炸裂する。

 左近尉も想定するし、中川昭一氏もテレビで公言したことは、日本国は今度こそ、反撃用の核兵器を、数ヶ月あるいは、ひと月ほどで完成させるだろう。その時は、躊躇せずに、敵国の軍事施設に、なんらかの方法で運んで、炸裂させるだろう。これで、彼の敵国の政情は大混乱になる。反対に日本国民は、一枚岩となり、正式な核攻撃の部隊を編成する。東日本大震災に於いて、各国のマスコミが驚嘆したことは、まさにこの、非常時にあたっての日本民族の団結する、特異な能力のことである。


   残地諜者という言葉がある。残地核爆弾という言葉はないが、其れに似た核施設が、日本国内には、54ヵ所ある。つまりこれ、原子力発電所のことだ。今回の地震で明らかになったことは、制御不能に陥った原発は、『汚い核兵器』そのものである。大地震や大津波のかわりに、原発を破壊するモノは、それこそ沢山に想定できる。

 ミサイルで冷却機能とか、格納容器を破壊する。そうすれば、地域は大混乱となる。テロリストが得意なのが、爆弾を仕掛けて破壊すること。9.11でもあったが、航空機を激突させる方法もある。つまり、原発は、日本国を混乱させる敵意のあるものにしては、格好の目標なのだ。これにたいして、いまの日本国の警察や保安庁そして自衛隊で守れるのか。明治三陸大津波は、想定されていなかったと、原発関係者は逃げていたが、外国勢力は当然のことに、これを想定していただろう。つまり、原発を安全に運転するには、鉄壁の防御が必要不可欠なのだ。九州電力の、ヤラセメールで安全対策を、無力化する策動などは、敵国のスパイとか、工作隊とか言われても、申し開きはできない。


 これだけ広汎な被害を及ぼす原発は、鉄壁の防御で守らねばならなかった。

 たとえば、地下百メートル以下の、要塞の中に設置する。

 厚さ十数メートルの、鉄筋コンクリートで、上空からの攻撃を防御する。


 回復困難な、破壊を受ければ、埋めてしまう。

人口超密な日本国にあっては、このような備えがあって初めて、設置しても『安心かな』程度となったのだ。

 

ところが、自然が大好きで、ナイーブな日本人は、ハーメルンの笛吹きならぬ、官僚の嘘つきにより、危機の淵まで躍らされつつけてきたのだ。しょせん湯田屋の、友愛なんぞは、この程度の代物だ。

 

売国どもの、甘い言葉に躍ってはならない。

つまらぬ恫喝に、腰を抜かして、小便ちびってうろたえてもいけない。

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アクセスの記録  2011.07.19(火)    1486  PV     491  IP     1370 位  /  1609874ブログ

 

 

 

 
 XASM-3 対艦ミサイルを搭載した、F2支援戦闘機

 

 

 阿呆で我欲ばかりの上 尊大な、輩が日本をダメにした。国際貿易主義に冒された、「自動車」、「家電」そして「情報機器」や素材産業のトップたちは、ラハブ の媚薬にまみれて 日本国の城塞を突き崩した。自由貿易主義は日本の産業優位を打ち砕く、ハンマーであった。その防衛政策的な出来事が、XASM-3の配備予算の否定であった。つまりアメリカにしてみれば88式誘導弾でさえ脅威なのに、その上の能力を有する XASM-3の極東における配備を許せば、極東アメリカ軍のプレゼンスは形骸化してしまう。
    88式地対艦誘導弾(SSM-1)試験映像 FULL
      上図のビデオは、此処をクリックすれば見られます 

 しかし安倍から福田そして麻生と続いた、小泉亜流政権は米穀権力の横暴さと野卑さ加減を肌で感じざるを得なかった。

 

 

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