日本の場合は電気料金が、
韓国や米国の三倍も高い。
参考記事 【終戦のツケは もう清算すべし】
この不合理を新聞やテレビは、殆どと云ってよいほど報道しない。
再臨界の報道があり、つぎの日は、「自発核分裂」と別の説明をする。当社の保険は、『 顧客信頼度、ナンバー・ワンです』 と、いけしゃあしゃあと宣伝する、アレと同じだ。
キセノンが検出されて、昨日まではあたあたと慌てふためいて、核分裂抑制のために中性子線を吸収するホウ酸水を注入した。それが今日は手のひらを返したように、再臨界の場合の、1万分の1しかキセノンは発生していない。このようにしれっと報道して、恥じることもない。この東電の人達の仕事は、いったい何なのだろうと、訝しいことこの上ない。彼らや此の東電への信頼度は、1万分の1に減じたと言うほかはない。
「自発核分裂」なんテェのは、はじめて聞く言葉だ。
東電の関係者だって、はじめて聞いた言葉のように、テレビのこっちから見てると感じてしまう。1万分の1の量で安心させたつもりだろうが、東電などへの不信の方が、1万倍に増大した。
東電なんか潰してしまえ ポチっ とお願いします。
再臨界かどうかも判らずに混乱する。
(実際に再臨界したのかも知れぬ。)
日頃の研鑽が無くて、その場凌ぎの素人仕事だからこうなるのだ。
パソコンやらソフトの「取扱説明書」を呼んで思うのだが、これが日本語かと思うことがよくある。単語は日本語の文字で書いてあるのだが、文章の主語、述語の配置とか、テオニハ、あるいは請け応えがちゃんと日本語の約束どおりに出来ていない。
英語をそのまま、日本語の単語に置きかえて、只ならべただけ。
コストカットの脳みそで書くと、このような情けない日本語モドキになってしまう。
日本人は日本人的な発想で、ものごとを認識する。それを、アメリカ英語での発想そのままを、ただ単に日本語の単語に置きかえたのでは、意味は正確には通じない。蓮池透氏は、断腸の思いで東電のいい加減な現場管理の体質を告発された。さきに書いた、「取り扱い説明書」さえ、日本語の物は無かったのだと、蓮池氏は書いている。それを現場の人間が、苦労を重ねで「取説」から作ったのだという。
東電株主代表訴訟の手続きへ 【NHK】
1兆円を超える損害を近隣そのたに与えて、原発の暴走を沈静化させ、最終的には原子炉燃料も片づけて廃炉にする。それまで合わせれば、数兆円にも届きそうな、膨大な予算が通常軽費以外に必要になった。
原発事故は起きない。
この神話は、神話として語られれば、なるほどと人を思わせてしまう魔力がある。
原発事故は起きるものだし、開発にあたっては何度も起きた。死者も多数出ている。
左近尉は会社をやっていたときに、事務員に言った。間違いを起こせば、通常業務の三倍のコストがかかる。だが、人は過ちを犯すもの。間違いを引き起こして、それを検証する。そして正しい業務に、もう一度やり直して、はじめて失敗した仕事が完成する。間違った業務、検証する新たな業務、そして正しい再度の業務で、間違わなかった業務の三倍の労力がかかってしまう。
ところが、ものは考えようで、「ピンチはチャンス」でもあるのだ。
自分が間違うのなら、他人も間違う可能性は大いにある。これを防ぐ為に、その間違い発生と、検証そして正しい作業の記録が、正確で迅速な作業完成の、得難い記録になるのだ。これこそ生きた、マニュアルを作る絶好の好機なのだ。間違った作業の記録は、これをみれば気まずいが、会社にしてみれば完成された業務手順を作成するための、宝物なのだ。
ところが不完全な原発を日本に押しつけるために、アメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)等は、安全だと言い張った。日本は百年のあいだ、同じところで稲作をする文化なのだ。ところが欧米の文化は、砂漠の地で「獲物を見つけた好機」を必ず我がものにする、狩の文化なのだ。原発のセールスは、顧客をハンティングする、狩のようなもの。売りつければ、それで終わりなのだ。獲物を見つけて、撃ち殺す。顧客を見つけて、売りつければ終わり。ましてや日本は、自主防衛を奪い取った、角のない鹿だ。恐れることは何もない。
だから心配なのは、がさつな米穀人の作った、原発は欠陥だらけ。
そこで 『 安全神話 』 を捏造して、マスコミや提灯学者に宣伝させてきた。
東電や保安院の要員は、その『 嘘 』を言い繕うための、合唱団にすぎぬ。それにしても、このデマゴギー宣伝隊のコストは、どんだけ高いのだ。日本国内での電気料金は、米韓のそれの三倍も高いのだ。なのに、キセノン発生関知のさいには、適正な判断も、アナウンスも後手後手になる。東電や九電などの電力各社には、安全運転のマニュアルはないが、顧客や国民を誤魔化すための、「取説」なら山ほどあるのか。
金融資本主義の信徒は、会社は株主の物と、臆面もなく語る。
ならば東電などは、国際金融つまり諸大銀行とか、證券あるいは生保などの所有物との認識なのだろう。そして二次三次の下請けなどは、コストが安いほどよい使用人とか奴隷の類との認識なのだろう。そのうえ国民なんぞは、戦争で打ちすえた「被抑圧民族」つまり欧米の文化では奴隷、以外の何ものでもない。
それにしても、アメ保のテレビ宣伝を見てしまうと、辟易する。
『顧客信頼度、ナンバー・ワン』って、自分で言うなよ。
英語を日本語に直せば、その奇妙さは天下一品だ。
福島原発を作って売りつけたのは、GEそして日立や東芝なのだ。三菱も何処かでかんでいる。ところが彼らの顔は見えない。普通の日本人的感覚ならば、作った責任者が出てきて、説明するなり直すのが当然なのだ。だが欧米の感覚での商売は、砂漠で見つけた獲物は撃ち殺して喰ってしまえば、それでオシマイなのか。あとは、その真犯人は遠い彼方の蜃気楼の、そのまた彼方なのか。
東電の顧客信頼度は、地に堕ちている ポチっ とお願いします。
日本の政府はお飾り。
影の世界政府が、ホントの支配者なのだと、
陰謀論では語られている。
電力は東電などの電力各社が、勝手にやっている。そして今回の福島原発事故のような場合は、政府にツケを廻す。これが原発関連法では事故責任は、政府つまり国民に付け回しすると書いてある。
世界政府とか、イルミナティとかの謎めいたものを、語ってもそれは、単なる恣意的な推量にすぎない。国際金融のなんとか社がこうしたとか、軍事産業最大手の、GEの経営にどのような影響があるとか、是ならば経営学的な数字で表現できる、科学的な判断となる。いま世界のニュースで最大なのが、ギリシャの不良債権処理の話だ。
金融改革の最中に、北海道拓殖銀行は、ツブされた。
現在の当事者は、欧州の金融システムなのだ。
この者達の引き受けたギリシャ国債という、金融債権が回収不能で焦げ付いている。
ならば欧州の金融システムは、潰すのが順当で、拓銀とおなじ処理となる。ところが、まさかに是を潰すべき、強制力をもった機関が何処にもない。本来ならば世界の源泉通貨の発生元たる、日本国がこれを仕切るべきなのだが、日本国は米欧によって『敵性国家』とされている。世界の人々の真の敵は、ユダヤなどの跋扈する「国際金融」なのだ。彼らは自分らの秩序を維持するために、わざと世界を不況にしている。
なにをその様なとんでもないことを、
如何に不人情でも行う筈はない。
このように普通の人間は、思うのが人情なのだ。
しかし、会社など事業所を運営した物ならば、「わざと不況にする」の意味が実感できる。不況つまり失業者が巷に溢れている、このほうが新規雇用は容易となる。ならば、経営者の意にそわない人間は、難癖付けて「クビ」に出来る。ギリシャが不況なのは、欧州連合の望むところだった。しかし問題なのは、ギリシャのトップの、パパンドレウ首相が国民投票をすると言って、ギリシャ国民の側に立ってしまったこと。
ギリシャの一般国民は、政府やら関連業界やらが「美味しい思い」をした、そのツケなど払うことはない。これは日本でも言えることなのだが、国債発行で「財政出動」なんて、難しい言葉で誤魔化そうとしても、これはお手盛りだと誰でも知っている。是を言っちゃあお終いだよ。こう思っているのが、汚沢一派などの「建設・土建」の箱もの族なのだ。
一部の利権屋どもを美味しい思いをさせるために、消費税やら緊縮生活を強いられる謂われは無い。パパンドレウ首相はギリシャが、EUから離脱しても良いと、腹を括ったのだろう。でも是って、20兆円はギリシャのGNPと同じ様な額なのだが、借金の踏み倒しなのだ。昔ならば、これで戦争になる。国際金融の暴力装置、NATO軍が押し寄せる。しかしギリシャは欧州人にしてみれば、「心の故郷」、「民主主義や哲学」の発生して育てられた、いわば欧州の頭脳とも呼ぶべき故地なのだ。まさか、その地に爆弾を落とし、ミサイルを放り込み、戦車で乗り込むわけにも行かぬ。ならば左近尉も前に臭わせたのだが、パパンドレウ氏を『暗殺』ということとなる。なれど、これもヤバイ。
最近はネットが充実して、チンドン屋のマスコミとは違うことも、どんどん書かれてしまう。殺した なんてえ噂が、真実味をもって広がれば、サルコジの大統領選挙の結果が危うい。
ところで話はかわって、わが日本のこと。
防衛はアメリカに丸投げ。
つまり用心のセキュリティ・ガードは無いに等しい。
財を積んで私兵をやしなうにも、たとえば東電に見てきたように、かの役員や社員はアメリカ支配の傭兵のようなもの。汚染水の処理に当たっては、ガラクタしか作れぬ、仏アレバ社とか米国のキュリオン社に、処理機を依頼したのが、その証左ではある。
そして
政治活動の資金は、政党助成金であり、議員個人が直接受け取れない。政党とは戦後統治のDNAを引き継ぐ。連合国軍の間接統治がいまだに続いている。安全保障で「核の傘」を差しかけるのは、「頼もしい」アメリカで、日米間の軋轢は間に挟んだ、ワッシャー(座金)の朝鮮キムチ族に引き請けさせている。そして此の「座金」は、東電の原発事故で明らかになったが、極めて大きい。なにしろ日本の電力料金は、米韓の其れの三倍も高コストなのだ。電力各社の多すぎる役員や正社員は、この収奪構造を維持するための、いわば武器を持たない「民兵組織」の様なものなのだ。
福井県では県とか原発が立地している市などに、匿名の寄付が去年までに、500億円もあったのだという。その寄付を行ったものを調べてみると、殆どが電力会社関係だった。正規の原発立地交付金の他にも、これほどの現金をバラ撒いていた。それが匿名というのが、事の曖昧で鵺的な性格を、暗示している。
原発は危険なのだが、それをカネで横面をひっぱたいて、強引に従わせてきた。
リビアのカダフィを殺した、『民主化』を信じる人たちは、よほどお目出度い人たちなのだ。これと同じように、日本のエネルギー政策の『公正』さを信じる人も、お人好しなのだ。日本人は米韓よりも、三倍も高い電気料金を払わされている。
仕事は大勢、ご馳走は小勢。
戦後支配の統治システムを維持するには、NHKとか民放各社、そして電気では東電などの『防御壁』を厚くしておく。彼らの仕事は、「戦後レジーム」への恭順と、戦後日本を「平和で豊か」だと彼らの生活そのもので描き出すことだった。だから彼らの給与とか役員報酬は、いっぱん日本人の二倍以上なのだ。
日本の秘めた、民族エネルギーのポテンシャルは、ギリシャのように極めて高い。
そのうえ日本人は、ギリシャ人と違って午後も働く。だから国債を外国に買ってもらわなくともよい。それで普通の日本人は、電気料金を韓国の三倍も払わされている。
日本国を「アンポンタン体制」に貶めておく。
その為にこそ、東電の役員は、7,000千万円の年俸を得ていた。
東電の社員も一般日本人の倍以上の給与をもらい、殆どの社員は現業をせずに、昼間から商用を言い訳に、酒にゴルフにと遊興に明けくれていた。この現実は、マスコミは、絶対に報じない。なんとなれば、かれらも同じ「アンポンタン体制」の同じ穴のムジナだから。
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アクセスの記録 2011.11.03(木) 2398 PV 616 IP 781 位 / 1650228ブログ
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