友人宅の庭に咲いていて、誰も名前を知らなかった花。
リュウキンカに似ていた。
リュウキンカと聞くと、尾瀬ヶ原で水芭蕉と一緒に咲いていて、水辺や湿地の花のイメージだから、違うのかと思って調べてみた。
リュウキンカにも数種類あり、これは「コバノリュウキンカ(小葉の立金花)」のようだった。
8枚の花弁のように見えるのは萼片で、この萼片がリュウキンカは5枚、コバノリュウキンカは8枚あるということだった。
数年前、1株だけ植えたのがあっという間に増えて、今では春の庭の主のようになっていた。
黄色というよりも、黄金色という表現がぴったりの花。
でも、図鑑にも載っていないし、ネットで検索してもあまり出ていなく、詳細が良く分からない。
多分、本物のリュウキンカに準ずるのだと思う。
[リュウキンカ]
萼片が5枚の本家本元のリュウキンカ。
学名: Caltha palustris
和名: 立金花
別名 :キングカップ(Kingcup)
科・属名 :キンポウゲ科・リュウキンカ属
原産地 :日本、中国、朝鮮半島
山地や草原のやや湿った土地に自生している。