日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

コバノリュウキンカ

2021-03-20 07:00:00 | 植物

友人宅の庭に咲いていて、誰も名前を知らなかった花。

リュウキンカに似ていた。

リュウキンカと聞くと、尾瀬ヶ原で水芭蕉と一緒に咲いていて、水辺や湿地の花のイメージだから、違うのかと思って調べてみた。

リュウキンカにも数種類あり、これは「コバノリュウキンカ(小葉の立金花)」のようだった。

8枚の花弁のように見えるのは萼片で、この萼片がリュウキンカは5枚、コバノリュウキンカは8枚あるということだった。

 

 

 

 

 

数年前、1株だけ植えたのがあっという間に増えて、今では春の庭の主のようになっていた。

黄色というよりも、黄金色という表現がぴったりの花。

でも、図鑑にも載っていないし、ネットで検索してもあまり出ていなく、詳細が良く分からない。

多分、本物のリュウキンカに準ずるのだと思う。

 


 

 

[リュウキンカ]

萼片が5枚の本家本元のリュウキンカ。

 

学名: Caltha palustris

和名: 立金花

別名 :キングカップ(Kingcup)

科・属名 :キンポウゲ科・リュウキンカ属

原産地 :日本、中国、朝鮮半島

 

山地や草原のやや湿った土地に自生している。

 

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コケリンドウ

2021-03-19 07:00:00 | 植物

今日の散歩中に見つけた花---コケリンドウ

 

低い土手の法面に今まではたくさん咲いていたのに、今年はたった2輪しか見つからなかった。

 

 

気をつけて見なければ見過ごしてしまいそうで、コケのように小さい花だからとこの名前が付いた。

小さいながら、しっかりとリンドウの花と分かる。

日が当たると花が開くので、見つけることができる。

 

 

 

でも、まだ蕾もあり、そばに花の咲いていない株もあったので、もう少しすれば他にもいくつか見られるかも。

 


 

科名:リンドウ科 リンドウ属 2年草 

花期:3~5月 

本州~九州の山野で日当たりの良い草地に生え、高さは3~10cm

 


 

よく似た花にフデリンドウハルリンドウがある。

 

[フデリンドウ(筆竜胆)]

 

北海道〜九州の山野の日当りの良いところに生える

茎の高さは6~10cm

花期は3~5月

茎の先に青紫色の花が数個集まって付く

 


   

ハルリンドウ

日当たりの良い、やや湿り気のある場所に生える

一つの茎に一つだけ花を付ける

大きなロゼット状の根生葉がある

 

 

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トキワマンサク

2021-03-18 07:00:00 | 植物

今日の散歩中に見つけた花---トキワマンサク

 

暖かくなってくると毎日違った花を見つけることができるので、散歩も楽しくなってくる。

今日見つけたのは、最近になって生け垣に利用されることが多くなった「トキワマンサク」

マンサクに似たヒモ状の花で、年間を通して葉を付けているため、「トキワマンサク(常盤満作)」と名付けられたようだ。

見つけたのは「ベニバナトキワマンサク」だった。

トキワマンサクの種類はたくさんあり、葉が緑と赤に分かれる。

それぞれ緑葉で花が赤・白、赤葉で花が赤・白・ピンクなどがある。

 

 

 

 

花は4月頃から咲くらしいので、まだ蕾も多かったので時期が少し早いのかもしれない。

 



学名:Loropetalum chinense

科名:マンサク科

原産地:日本、中国南部~南アジア

花期:4月~5月

 


 

[咲き始めてから1週間後の様子]

 

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白糸の滝

2021-03-16 07:00:00 | 国内旅行

一般的に滝の中で、水が糸を垂らしたように流れ落ちるような滝を規模の大小はあるが「白糸の滝」と名付けているものが多い。

だから日本には「白糸の滝」という名前の滝があちこちにある。

その中でも静岡県富士宮市にある「白糸の滝」は”日本の滝100選”にも選ばれている名瀑の一つとなっている。

 

富士山の周辺にはあちこちに湧き水があり、その豊富な水に由来する観光地がたくさんある。

「白糸の滝」もその一つで、落下する水の様子が白糸を垂らしたようであることから名付けられた滝。

 

 

 

近くにある市営の駐車場からいくつか並んでいる売店を通り抜けたところに「音止めの滝」という、迫力のある滝があった。

そこを通り過ぎて更に遊歩道を下って行くと、柵の向こうに白糸の滝が見えた。

結構幅の広い、きれいで繊細な感じのする滝だった。

近くまで行って良く見ると、約20mの高さの岩壁からたくさんの糸が垂れているように見える。

その幅は150mもあるという。

そして水は岩肌から直接流れ出ていた。

これは富士山の雪解け水などが地層の間から流れ出ているのだそうで、滝の上には川があるわけでもなかった。

また、この滝は虹が架かることでも有名で、行った時もちょうど滝に太陽が当たっていて、滝の中程にはっきりとした虹が出ていた。

でも、写真はうまく撮れず残念ながらきれいに写っていなかったが・・・。


 

 

近くにはダイヤモンド富士で有名な「田貫湖」もある。

「田貫湖」は富士五湖ほど有名ではないが、その分静かで、湖面に映る富士山や夕焼け時の富士山などを見るには最高の場所だと思う。

 

[田貫湖からの富士山]

手前の木は桜なので、もうすぐ富士山と桜の共演となる。

 

 

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十勝岳温泉 カミホロ荘

2021-03-15 07:00:00 | 温泉

北海道、十勝岳温泉には3軒の宿がある。

その中の1軒、「十勝岳温泉 カミホロ荘」は元は国民宿舎として営業していた宿で、十勝岳連峰の中腹、標高1200mに位置している。

その場所は、富良野から30分ほど十勝岳方面に登って行き、十勝岳登山口から少し下ったところ。

目の前には雄大な山々が迫り、眼下には富良野の街全体がパノラマのように展開していて、行った時には運が良かったのか雲海も見えていた。

 

 

 

日帰り入浴で利用した。

やはり元が国民宿舎だったので、建物は公共の宿といった雰囲気があった。

入ってすぐのところには売店や食堂があり、地元の人たちで賑わっていた。

建物の大きさに比べると大浴場はこぢんまりしていたが入った瞬間、木の香りが感じられた。

浴室全体にイチイ材が使われているからだと思う。

内湯と露天風呂が一つずつあり、内湯は外の景色が見えるように大きなガラス窓になっていた。

内湯の並びにある露天風呂は半露天になっていたが、目の前には木々が多く、眺望はちょっと残念だった。

温泉は硫酸塩泉で、源泉の温度が少し低いらしく、加温しているとのことだったが、湯上がりは肌がすべすべになって、気持ちよかった。

 

[内湯]

大きなガラス窓の向こうは広々とした風景が広がっていた。

 

[露天風呂]

 

帰りは「青い池」に寄りながら、美瑛方面に向かったのだが、途中でキタキツネが出てきた。

近づいても全く逃げる様子はなかったので、慣れているのかも。

 

 

 

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