「スベリヒユ(滑り莧)」は畑や道端、アスファルトの隙間などからも生えていることがあって、生命力と繁殖力が強く、一般的には邪魔者扱いされている。
でも、この草は食べられるんですよね~、それに花も可愛いし。
日本では「スベリヒユ」を食用としている地域は限られているけれど(山形県地方など)、世界的にはヨーロッパ、アフリカ、中東、中国などで古くから食材として利用されていたらしく、全草が食用になって、オメガ3脂肪酸という栄養素を豊富に含んでいるんだとか。
食べ方は生でサラダにしたり、加熱してスープに入れたり、炒めたりしても美味しく食べられるらしい。
学名:Portulaca oleracea
英名:Common Purslane
別名:トンボグサ、チギリグサ
科名・属名:スベリヒユ科 スベリヒユ属
原産地:世界の温帯~熱帯
花と葉っぱをよ~く見ると、何かに似ている。
そうなんです、「ポーチュラカ」にそっくりなんですね。
実はスベリヒユとマツバボタンの交配種が「ポーチュラカ」なんですって。
交配したものにスベリヒユの学名の『Portulaca』をつけたんですね、それで「ポーチュラカ」と。
そして「ポーチュラカ」の別名は『ハナスベリヒユ』で、ちょっとややこしい。
[ポーチュラカ]
スベリヒユと葉っぱが同じで花は少し大きくなっていて、マツバボタンと同じように見える。
[マツバボタン]