第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

Methods of Building Understanding of Lived Experience of Patients and Familie

2021-03-13 11:14:20 | Harvard medical school

 Methods of Building Understanding of Lived Experience of Patients and Familieではじめってした内容ばかりでしたが、なんとなくプライマリーケア領域の包括性や、患者中心性、BPSの極限まで行くとたどりく概念のようで、まあデザイン思考ともかなりオーバーラップしており、自己と患者関係をメタ認知するKnowledge, Skill, Attitudeのように感じました。

よく日本の医学教育では"患者さんの目線になってとか" ”患者さんに寄り添って” とか教えら得ていますが、本当のプロフェッショナルとしてはここまで徹底的に患者体験をメタ認知と病院を俯瞰しながら理解しようとする謙虚な姿勢がすばらしいと思います(よく、患者になって初めてわかった・・◎◎みたいな本が売れますね。あれはまさにこのGapをついていると思います)

いずれ、研究対象として、そして人に教える時に役にたつ内容と思ったのものだけを抜粋しておきます。

Patient journey mapping

Empathy box

Focus groups

Patient interviews

 

1) Patient journey mapping

患者が受診から帰宅までの段階(受診前、受診中、受診後)で構成されいて、各段階は1つ以上の通過点(タッチポイント)にみてたてて図を作成します。中々良い図がないので時間があればいつか書いてみようかなと。

最大の利点は患者のケア全体における患者側体験の概要を視覚化して取得する方法です。医療者は、患者の視点から見た治療とケアへのアプローチをよりよくするために再設計することができますね。

医療者は常日頃の気づきにくい問題点や潜在的な死角を特定することができ、これらの問題の解決策に取り組むことができます。行うことができる改善を見つける機会を提供するだけでなく、イノベーションの機会を発見する機会になるわけですね。結果的にケアの質を改善し、効率を高め、患者の満足度を向上させるための作成戦略を作成するために非常に貴重です。

1.受診前
・患者が施設に到着する前に始まるので、電話する、バスから降りる、予約を取り、診療科を選択し、施設を見つける etc やばいですね。患者さん目線にあんると、複雑な作業がめちゃくちゃありそうです!!

2.受診中
・キューイングと待機:登録、レセプション、待ち時間、呼び出し番号(名前)、席の配置、プライベート空間、携帯で番号お知らせ

・実際のケアサービス:そしてもちろん、患者が医療スタッフのメンバーによるケアの提供(サービス)。

3.受診後
患者保持フェーズとも呼ばれ、これは患者の旅の重要な部分であり、患者が治療を受けた後に忘れられることがよくあります。患者のフィードバックを得ることは、実際の患者の経験と患者の満足度についての洞察を得るために不可欠です。それらの入力を使用して、患者の旅のマッピングを改善することができます。これにより、医療施設での患者の体験、ケアの質、およびプロセスの効率が向上します。

何故このようなPatient journey mappingが重要か!?

専門家や病院経営者にとっては、患者さんの実際の経験から学ぶ洞察は非常に貴重です。プロセスのギャップ、改善の余地、イノベーションの機会について改善活動を開始することができる。予算をどこに割り当てるか、効率を高め、ケアの質を向上させる計画することができることが重要性と言われています。

  • Seamless and continuous care for patients 
  • Removing silos in care 
  • Improved communications between patients and care providers 
  • Reducing pain points 
  • Streamlined workflows 
  • Increased efficiency 
  • Continuous improvement 


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