Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

"ホーンテッド・マンション感ある児童文学"のような映画『ルイスと不思議の時計』

2018年10月18日 23時37分58秒 | 映画


つまらなくはないけど、、、という感じ(お察しくださいw)

両親を亡くした主人公が、
引き取られた叔父の屋敷に隠された秘密に巻き込まれて行くという話。

その叔父(ジャック・ブラック)が魔術師の話ということで、
作中には魔法がたくさん出てくるから、
俺の頭の中に近い世界観で、
それ自体は好きなんだけど、
なんか「東京ディズニーランドにあるホーンテッド・マンション感のある児童文学」
みたいな映画だった。

ファンタジーではあるんだけど、
冒険はしないし、敵とのバトルもないし、
だいぶ物足りない。。。
まあ正確には、敵はいるし、やっつけないといけないけど、
実力が拮抗した手に汗握るようなバトルはない、
と言う方が正しいかな。
いずれにせよ、だいぶ子供向けかな、と。

あとハリウッドの映画にしてはCGがややわざとらしい感じがした。

でもケイト・ブランシェットがよすぎて。
ただ魔法の杖を持ってるだけなのに、もうその世界の人なんだよね。
違和感がないというか、その世界から来た人みたいな。
存在そのものからとてつもない中2感が出てる(いい意味だよ)。

こういう中2感ある役がとんでもなく似合うのは彼女と
ジョニー・デップぐらいだと思ってる。

日本では高校生純愛映画が量産されているけど、
ハリウッドではこういう魔法モノをよく見るような気がする。
古くは『ネバーエンディング・ストーリー』から始まり、
『ロード・オブ・ザ・リング』、『ナルニア国物語』、
『ハリー・ポッター』、『ライラの冒険』、『エラゴン』など。
世界観は全部同じようなものなのに、
面白さに雲泥の差があるから興味深い。

映画よりお米の宣伝のWebドラマがよさそうな『食べる女』

2018年10月18日 23時34分21秒 | 映画


20代〜50代の8人の女性のそれぞれの事情と「食」をテーマにした映画。

キャスト全員が料理人というわけでもなければ、
舞台が飲食店というわけでもない。
ごくありふれた一般の女性たちの色恋沙汰と、
出てくる料理をひたすら食べるのみ。

料理の中身は物語とは関係ない。
単に作りやすいからとか、いい食材が手に入ったからとか、
そんな理由で脈絡なく出てくる。

沢尻エリカと広瀬アリスの、それぞれの絡みシーンがエロかった。
2人とも肌がすごく綺麗で。
摩擦係数ゼロ感。

「人はおいしいものを食べてるときか、
 愛おしいセックスをしているときが
 一番暴力や差別とは遠いところにいる。
 セックスは相手がいないとできないけど、
 食べることはひとりでもできるから、
 食に手を抜かないこと」
という小泉今日子のセリフが印象的だった。

ラストはみんながそれぞれの場所で卵かけごはんを頬張るシーンだったけど、
もはや映画よりも、お米のCMとかで8人を主人公にしたWebドラマにした方が
親和性高そうだと思った(笑)

ちなみに、よく「食べる行為はエロス」とか「食べる行為は性行為に等しい」とか聞くけど、
まあなんとなく理解はできるけど、俺には共感できない(笑)
ディズニーランドにアンパンマンのグッズを持ってくるな
と言うぐらいには不可侵にしたいね(笑)