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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

大人になっても青春アカペラムービーだった『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』

2018年10月20日 00時34分44秒 | 映画


ふぉおおおおおお!!
マーベルに次いでずーーーーっと公開を待っていたよ!!
大っっっ好きなシリーズの最新作にしてシリーズラスト!!

いやーーー、ラストにふさわしかった!
元々は大学のアカペラサークルを舞台にした話で、
『1』、『2』では学生だったメンバーが大会に向けて、
紆余曲折を経ながらがんばっていく流れなのだけど、
今回は卒業して30代に差しかかろうとする彼女らが
再び集い、歌い、踊り、そしてそれぞれの人生を歩んでいくという、
女だらけのスポ根感ある青春コメディで相変わらず面白かった!!
あの女子校全開な感じ、すごく好き!!

大きく分けたら、
最近だと日本の『チア☆ダン』に近いのかなーなんて思うけど、
断然『ピッチ・パーフェクト』シリーズの方が面白い。

メンバーの年齢もあるかもしれないけど、
『チア☆ダン』とかはやっぱり「かわいい」がメインで終わっちゃうんだよね。
でもこっちは「かわいい」上に、マジで「カッコイイ」し、とても「エロい」。

それは外人だからってのももちろんあるけど、
やっぱり歌がめちゃくちゃうまいってのが一番で、
さらに振り付けもかわいらしさとかっこよさの
2つを併せ持っているからだと思う。

他グループとの敵対構造をきちんと作ってるのもいい。
「お互いがんばりましょう!」みたいなのはなく、
会った瞬間から「なんだテメーら?」的なバチバチ感あるのは、
見ている方もわかりやすくていいよね。

シリーズの名物シーンとなる「リフ・オフ」は今回も健在!
これは、相手が歌った最後のワードから、
また別の歌を始めて競い合う歌バトルなんだけど、
どのグループも歌唱力ハンパなくて、
個人的には『スター・ウォーズ』のライトセーバー戦ぐらい興奮するんだよね!!

あと、けっこうセリフが下品なのも好き(笑)
あれだけ女子ばっかなのに(いや、だからこそかもしれないけど)、
「ウンチ」とか「ゲロ」とか使いまくってるし、
大会のコメンテーターを務める
エリザベス・バンクスとジョン・マイケル・ヒギンズの
悪意のこもった皮肉も多くてすごく笑える(笑)
(邦画ではなかなか見ないよね)

そして、俺、アナ・ケンドリックの顔が大っっっ好きなんだけど、
メチャクチャ綺麗で、見るたびにうっとりしてた(笑)

ただ、今回ひとつ言うことがあるとすれば、
正直、レベル・ウィルソンと父親のくだりはいらないから、
その分歌のシーン増やして欲しいとは思った(笑)
そこだけが唯一の難点だし、ここいらないと思う人、
特に過去作から見てる人なら思うだろうなー。
あそこだけ浮いてるからな。。。
まあ3作目だしちょっと違ったことしたかったのかもしれないけど、
ラストにするなら今までの感じでよかったかも。
でも、総じて大満足です。

エンディングも最後まで見た方がいいよ!
過去シリーズの映像もチラホラ出てきて懐かしい気持ちになる。

これは本当に面白い映画シリーズ。
設定的には、日本でもリメイクはできると思う。
レベル・ウィルソンとかまさに渡辺直美だし。
でもあのかわいさ・かっこよさ・エロさ・ゴージャスさを出すの難しそうだな(笑)