旭川市内ではオオトラフトンボの羽化は主に午前中に見られます。本種は他のトンボと違って水辺で羽化することは稀で、幼虫は上陸後、数メートルの距離を移動して周辺の雑草地で羽化を行います。中には生息地の横を走る農道を横断し、10メートル以上も離れた場所で羽化している個体もいます。何か理由があるのかな?
シオヤトンボは丘陵地の小さな水溜りや湿地、ほとんど流れの無い小川などで見られます。写真の羽化個体は夏になると度々水が涸れてしまう、丘陵地を流れる極浅の小川環境で見付けました。奥に前日に羽化したヤゴの抜け殻が残っていますね。
この場所からは今年4頭の羽化個体を確認しましたが、幼虫は真夏の渇水期にどうやって乾燥から身を守っているのでしょうか?
この場所からは今年4頭の羽化個体を確認しましたが、幼虫は真夏の渇水期にどうやって乾燥から身を守っているのでしょうか?