本来モリトンボは北海道の高地の湖に生息するエゾトンボ科の仲間で、低地に生息するキバネモリトンボとは亜種の関係にありました。しかし最近はDNA解析により2種間の違いが認められなかったため「モリトンボ」として統一されました。基本的にモリトンボは高地の湖に生息することもあり、水質の綺麗な環境で育つため、体表の模様がはっきりと出る傾向が強いです。
大雪山系の混棲地ではモリ、キバネモリ、タカネトンボが渾然一体となっいるいうえ、モリとタカネのハイブリッドも採集されているので、幼虫の区別がつきません。一説によるとタカネトンボには背棘が第3~9腹節まであり、モリトンボは第4腹~第9腹節まで有るとされていますが、タカネトンボの第3腹節背棘は非常に小さく、個体によっては痕跡程度あるいは無いものも見られるので、羽化させる以外に良い同定方法が見当たりません。
大雪山系の混棲地ではモリ、キバネモリ、タカネトンボが渾然一体となっいるいうえ、モリとタカネのハイブリッドも採集されているので、幼虫の区別がつきません。一説によるとタカネトンボには背棘が第3~9腹節まであり、モリトンボは第4腹~第9腹節まで有るとされていますが、タカネトンボの第3腹節背棘は非常に小さく、個体によっては痕跡程度あるいは無いものも見られるので、羽化させる以外に良い同定方法が見当たりません。
DNA鑑定は有意義と思っていますが。
(私はある意味DNA信者かも!^^)
このトンボは個体差が大きそうなので難しいですね。
成虫の画像
期待しています!(熊注意!で^^)
今年の北海道は例年に無い遅さで春を迎えています。今週もずっと曇りみたいで、気温も低めに経過するとのこと。本当に早くトンボの写真が撮りたいです。
確かにDNA鑑定は大事ですよね。しかし、モリトンボに限って言ってしまうと、正直モリとキバネモリは出来れば統合してほしくなかったな~というのが個人的な意見でもあります。でも、しょうがないですよね。科学的に証明されてしまった訳だし・・・・・・・・ガリレオじゃないけれど、私も科学の力は信じます!(笑)