1月は渋谷に 《 カンフーサイボーグ 》 を観に行って...4月は横浜に 《 孫文の義士団 》 を観に行ったけど...
考えたら、今年に入ってから地元の映画館でまだ一つも映画を観てなかったんですよね~
単純に「お金払ってでも観に行きたい」って食指が動く映画が無かったからなんですが...
ようやく食指が動いたので(笑)...今年初めて地元の劇場に映画を観に行ってきました
観た映画は 《 シャンハイ 》
夏休みという事で映画館の中は結構混んでいて 「いい場所に座れるかな~」とちょっと心配だったけど...
《 シャンハイ 》 が上映される7番シアターに入ってみたら......あれれ......ガラガラ
ざっと見た所観客は10人くらいでしょうか?...しかも...なんとなく客席が ピンク に見える
と思ったら...頭髪のあまり無い方と(汗)頭髪の白い方がほとんどなのでした...
太平洋戦争開戦直前のお話なので...観に来たのも戦争経験者の人が多いのかな?
《 シャンハイ 》 のあらすじはこちら...
今観ている 《 風語 》 とほぼ同じ時期のお話のせいか...(「シャンハイ」は1941年...「風語」は1937年)
諜報員...敵のスパイ...暗号解読...レトロモダンな街並み...クラシックカー...等々シチュエーションも似てるし...
「いずれ上海も南京のような事になる」って言っていたり...旭日旗がこれ見よがしに掲げられていたり...
観ていてやっぱり 《 風語 》 を思い出しました...(風語には色っぽいお話はないですが... )
そして...これも 《 風語 》 と同じく...日本兵はとても高圧的に描かれていて...
偉そうだし...なにかあるとすぐに銃で撃ち殺すし...観ていて少し悲しくなりました
(ま...それは覚悟の上で観に行ったんですけど... )
でも...タイでロケが行われたせいなのか?...日本兵役には「オマエはどっからみてもタイ人だろが」
って人が何人もいたし ...あとの大部分は中国人が演じていた気がします...
飛び交う日本語もカタコトが多かったし...どうせなら「大野一雄」にも出て欲しかったワ(爆)
(↑ コイツが出たらコメディーになってしまうがな )
もしかして生粋の日本人は渡辺謙と菊池凜子だけだったんでしょうか?
菊池凜子は髪はボサボサ...うす汚れていて...アヘン中毒で...思わず劉公子かと思いました (←ウソ(笑))
それとは対照的に、鞏俐(コン・リー)はキレイでした
色っぽいグリーンのドレス...チャイナドレス...清楚なワンピース...花柄のワンピース...etc...
ステキな衣装やアクセサリーを観れただけでも、観に行った甲斐があったというものです
そうそう...意外と出番が少ないと感じた「タナカ大佐」役の渡辺謙が
英語と中国語の両方を流暢に喋ってるのはスゴイと思いました
日本語すらおぼつかないクセに 中国語を習うという暴挙に出た私には...
何か国語も話せる人は尊敬に値します 師匠と呼ばせてください (笑)
劇場ロビーで流れていた予告編で、気になった映画が2つありました...
ひとつは 《 ライフ~いのちをつなぐ物語~ 》 (9月1日ロードショー)
恐ろしく長い時間を掛けて動物たちの真実に迫ったドキュメント映画
動物好きとしては見逃せません (...虫は出て来ないでね )
もうひとつは 《 1911 》 (11月5日ロードショー)
今年の「東京国際映画祭」オープニング映画に決まった作品
ジャッキーチェンの記念すべき100作目のこの映画は「辛亥革命」を描いた戦争モノです
本当は戦争モノは観るのが辛いけど...予告編を観て「これは観なくては 」という衝動に駆られました
どちらも今から公開が楽しみです