花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

盛宴 其之二十七(前編)

2018年10月28日 | 譚耀文


《 盛宴 》 第27集(前編)



中統本部にいる市長さまの元に妻がやって来て

「家に帰る度胸は無いクセに、市長の宝座には未練があるのね」 って、イヤミなババアだ

「私は党の為に公務をしてるだけだ!何の問題がある?」 って言う市長さまに



「仕事中に愛人と会うのも党の為だっていうの?」 って切り返す妻...顔が怖いワ



「あの家に行ったのは公務だ!もう人を雇って私を尾行するのは止めることだな」 って...



秦宇さま、尾行されてたのを知ってたんだ...今だったらきっとGPS仕込まれてるね(笑)

妻は 「羽を伸ばしていられるのも今のうちよ」 って捨てゼリフを吐いて帰って行ったけど

秦宇さま...いくら実力者の娘だからって、なんでこんなキツイ女と結婚したんだろう...

一方白苓は、出版社の女上司にプレゼントを渡して、おべっかを使って

源城市本部で誰かが死んだ、という噂の真相を聞き出そうと必死



白苓が 「噂では、死んだのは秦宇市長だって聞いたけど本当なの?」 とカマを掛けると

上司は慌てて 「違うわよ、市長の側近らしいわ」 って口を滑らせちゃって...

さらに白苓が 「まさか...孫友明?」 って言ったら顔色を変えて慌てて帰る上司...分かりやす過ぎ

それを見て、秦宇さまとオッサンが本当に中統のスパイだと確信して、急に怖くなる白苓

今まで暁峰が何度も忠告していたのに、オッサンの狡猾な策にだまされて暁峰を疑って責め

あげく、毒を盛ったり銃撃したりして暁峰を殺そうとした、自分の罪深さに気付いた白苓は呆然



そこに了了が来たので 「私は欧陽暁峰を誤解してた...秦宇と呉柏寒こそ中統のスパイよ!」 と話す白苓



でも鼻で笑って 「また冗談ばっかり~」 と全く信じない能天気な了了に

「源城市本部で死んだのは孫友明だった...彼は秦宇の手下...秦宇は中統の源城本部のボスよ!

私が調べたら源城政府庁舎は中統のスパイの本部だった...目を覚まして了了!」 と必死に訴える白苓

それを聞いても 「もし仮に秦宇がスパイだとしても、彼は何も悪い事はしてない!彼はいい人よ!」



と、どこまでも秦宇さまを信じてる了了を、哀れな人間を見るような目で見た白苓は

「あの日、駅の近くで殺されたのはあなたの兄よ!殺したのは林海...林海と孫友明は秦宇の手下よ!

彼はあなたを愛してなんかいない...あなたは彼に利用されたのよ!」 と 衝撃の告白を



ショックを受けた了了は雨の中に飛び出して 「兄の仇を討つ!秦宇を殺してやる!」 って叫んでたけど...




あんなに秦宇さまを愛してたのに...了了のベクトルもすぐに 「憎い」 → 「殺す」 になるんだ...怖いワ


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