奈良のぼんぼん

走って人生方向転換!?

KITADAKE 1 day!

2013年08月25日 20時47分34秒 | 登山
2013年8月11日 日曜日。
20:30に自宅をスタート。



首都高からの中央道からの甲府南ICからの奈良田に到着。



奈良田、ヤマケイアルペンガイド『南アルプス』を何度も熟読して、
その名前を忘れることはない。


やっと着いてホッとしてプシュッ!



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ここで奈良田に来ることになった経緯を(長いので読み飛ばしてもらっても)

narabonの夏休みは家族で嫁さんの実家(大阪)と自分の実家(もちろん奈良)に帰省の予定だった。
なので、8月10日~18日まで9連休で申請してたんだけど直前で変更!
子供達は8月8日から先に新幹線で帰ってて嫁さんと自分はクルマで追っかけるつもりが、
最近お疲れ気味の嫁さんが「帰省せずにゆっくりしたい」っていうもんだから、
大人の帰省は見送りとなったーっ!

だったら1週間ぶち抜きで休んでも仕方ないので分散して残った分を
子供と過ごせるかなってことで休みは15日までに短縮。


したがって休み中は自宅で嫁さんと2人なんだけど、
お疲れ気味で帰省をあきらめたくらいだから家にいるって言うし。
じゃ、1日は単独行動のお許し。


さっそく、ヤマケイアルペンガイドとか山と高原地図とかと首っ引きで行先の検討。
今回は一人だし、登山靴をやめてトレランシューズで軽装で行こうと決めた。
その頃、山民会で知り合った皆さんのTwitterとかFBとか見てると、
かなりの行程を日帰りしたりしてるのを見てちょっと影響受けたり。
でも、自分の体力と脚力とか経験を考えると日帰りならCT10時間までにしよう。
そして登山口までのアクセスはクルマにした。
高速代とガソリン代は家のカードで払っちゃえ~

そこで候補に挙がったのは以下のコース。
1) 広河原~大樺沢二俣~右俣~北岳肩の小屋~北岳~八本歯のコル~左俣~広河原
2) 青木鉱泉~鳳凰三山(地蔵岳には行きたいけどあとは行けるだけ)往復
3) 雲取山(鴨沢からの往復9

自分がコースタイムの何割くらいで歩けるか良く分からなかった。
ルート次第だとは思うけど過去の経験に照らすと多分7割くらいだろうと踏んで、
青木鉱泉~鳳凰三山は、今の自分じゃ三山は無理、
あと青木鉱泉までは未舗装部分があるみたいだし。
雲取山はちょっぴり余裕(ホントか?)かな~って考えて
北岳に決定!3000m峰に登りたかったし。

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クルマで仮眠して5時には目が覚めた。
朝ご飯に買ってきたパンとかヨーグルトとか牛乳とかカフェオレとか。
しっかり食べてトイレにも行って、ってやってたらバス待ちの列で、
結構出遅れたんじゃね、オレ。



しばらく待ってるとバスは来たんだけど奈良田第一駐車場から
たくさんの人が乗ってたみたいで、あ、narabonは第二に停めたんだけど、
数人のお客さんが乗り込んで満員になっちゃった。




バス会社のおばちゃんが「今、もう一台呼んだけど身延から来るんで少しかかるよ」って言って、
で、残った僕らに切符を売ってバスに乗って走り去った。



はぁ~、けっこうな時間のロスになっちゃったよ。トイレでゆっくりし過ぎたな。
と思ってたらお腹が・・・。人間ドッグで貧血って診断されて、
鉄サプリを飲んでるからか調子悪い。
なんで、バスが来るまで何回もトイレに行くことができましたー。



無事に次のバスで、しかも座れてラッキー、広河原まで約1時間です。
広河原に到着したらもう一回トイレに行って水も補給し登山届も提出。



外に出たら北岳見えたー!!!



カッケー!!!あの山頂に登るのか!!!!!


8:00に吊り橋を渡って登山開始!



大樺沢の沢沿いに登っていく。登山道には水が流れてて登山靴なら問題ないけどトレランシューズは防水ナス。



今日の格好はMountain HardwearのTシャツ、Moutain Equipmentの超軽量ハーフパンツ、
Raid LightのOlmo 20Lフロントボトルにmontrailのトレランシューズ。
スピードハイクらしくカッコつけてるんでそれなりのペースで歩く。
テン泊と思われるでっかいバックパックのハイカーさんたちが、
皆さん「お先にどうぞ」って譲ってくださるもんだからこっちもヒョイヒョイと
追い越さないとカッコつかないやんって思って頑張った。
大樺沢二俣分岐に到着してようやく大休憩にした。
ここまでは時々木に隠れるけど山頂はほぼ見えてて気分がアガる。



そして雪渓も気分がアガるな~。天気も最高だし、後ろには鳳凰三山も見えてる。









ここで食べたり飲んだり地図見たり。ここまででCTの6割。
右俣コースも結構急登みたいだけど大丈夫かnarabon?

ゆっくりし過ぎてもってことで登り再開!御池小屋から上がってくる稜線を目指す。
これがなかなか辛いよ。何人かのハイカーを追い越したけど、こちらも大したペースじゃない。
それでも頑張って登ってたら森林限界を抜けたかなって時に、

その時はやってきた。


後ろからザッ、ザッって走ってくるランナーが一人。
そ、その姿は・・・


鏑木毅選手じゃないですか!!!


もちろん知り合いでもなんでもないnarabonは緊張しつつも、
「鏑木さんですよね」
「今日はどちらまでですか?」
「あ、私は北岳だけなんですが、鏑木さんは?」
「奈良田まで」
「いってらっしゃーい」
などと言ったような記憶が。

そんな間にさっさと走り去っていっちゃいました。
ホントは写真でも撮りたかったけど邪魔してもね。
おひとりだったのでトレーニング?

で、しばらく行くとようやく稜線に。



そっから先は、すれ違うハイカーの皆さんがnarabonのカッコを見てトレイルランナーに見えるみたいで、
「見た?鏑木毅?走っていったね?」
「夜叉神峠から走ってきたらしいよ」
などなど、もう皆さん話しかけてくださいます。
ま、トレイルランナーに見えるよね。ここまでほぼ走って(走れて)ないけど。


でも鏑木選手に会えるなんて。かなりラッキーじゃないかい???
それも雑誌の撮影でもなく、セミナーみたいのでもなく、
誰も引き連れてなくて完全に御一人様だったよ。
そして踵を接地させずに走って登っていく。テレビで見たのと同じ!!!



ま、narabonも身につけてるもんだけはトレイルランナーなんで、
あんまりカッコ悪く歩けないよ!ってことで頑張ってまずは肩の小屋を目指す。

そしたら見えてきたのは、



地蔵岳のオベリスク!



甲斐駒ケ岳!



もうヤマケイアルペンガイドで見たのと同じやんけ!アガリまくり!
ホントに天気も最高でこんな日はそうそうないぞ!
気分良く歩いて(自分の中では早歩き)北岳肩の小屋に到着。



お水を1L=100円で分けてもらってちょっと休憩。
ランナーさんも何人かいたので少しお話させてもらった。
ではではワタクシそろそろ山頂を目指しまする!





登って登ってちょっと下ってまた登るとそこは、



そこにいたお兄さんに写真を頼んだ。



知らない人にこのポーズで写真撮ってもらうの照れたよ。
でもノリがいいお兄さんでありがとうございました。


こっからの眺望はホント言うことなし!間ノ岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、八ヶ岳、その他!

グルっと1周パノラマ撮影!さすがiPhone!!!



ここでもしっかり食べて補給して、休み過ぎなくらい休んだ。
そろそろ下りましょうか。全然スピードハイクになんないし。


しかしこの北岳~北岳山荘とその先の間ノ岳へ向かう稜線に見えるトレイル。
これ見ちゃったら下りるのもったいなくて。
北岳山荘に泊めてもらって明日は間ノ岳を目指したくなる。

でも、単独行動は1日だけ。下りる!













八本歯のコルで少し休んだけどそれ以外はひたすら下った。
ガレた道で何度か滑ってコケそうになっても下った。
でも左俣コースも登るときつそう。

そんなこんなで広河原に下りたのは15時。ちょうどコースタイムの7割(休憩込み)だった。





16:40の奈良田行きバスに乗って駐車場へ。なんだかクルマの運転するのしんどいな~。
バスを待つ間、隣にいたお兄さんと少し話した。
彼はキタタンとか出たことあるらしい!すげっ!
色々聞かれてもこちらはトレイルのレースは青梅高水15Kしか出たことない(汗)。
そのお兄さんは今回テン泊で奈良田から農鳥岳~間ノ岳~北岳を縦走してきたらしい。
家が甲府なんだって。近いやんけ!
「うちは千葉なんです~。」
「あーそれは大変ですね~。」
「でも自分で決めたことですから」


と、ホントは温泉でも寄って帰るつもりが、
なんとなくナビの言う通りに運転してたら甲府南IC。
結局そのまま家まで運転して帰ってきちゃいました。
サザンの昔の曲をボリューム上げて、自分も唄って。
これが眠気覚ましにとっても効きます。




そして子供達は帰省してた大阪から帰ってきた。
8月21日に休みのとれたnarabonは息子ちゃんと近所のボルダリングジムへ。




そんな夏休みでしたー。なんだか終わり方が乱暴になっちゃったな。

登山部2013 ONTAKE!その2=登山編

2013年08月13日 21時13分49秒 | 登山
2013年8月3日土曜日 5:00起床。

前の晩に飲んだからかお腹の調子がすぐれないのだけど、まずはホテルをスタート。
そしてレンタカーでロープウェイ乗り場へ移動する。
前にいるダンプカーのペースがとても調子良くて気持ちよくついていく。
だけどマツダのデミオくん、パワー不足で踏み込んで回さないと登れない。

そんなこんなでロープウェイ乗り場に到着。往復券を購入してトイレもすませる。


ロープウェイって大っきいのを想像してたけど。要はスキー場のゴンドラね。
15分で6合目まで運んでくれました。





ここから幻の滝が見える。


今年は雪が多かったから水量も多いのかな。でもちょっとガスが。


で、ぼちぼち行きますか。



まずは分岐となる8合目の女人堂をめざす。













途中、休み休み登っていくと8合目に到着。いいお天気で暑いね。







山の上のほうは良く見えてる。今日はコンディションいいね!


ここで黒沢口登山道からはなれて三ノ池道を上がっていく。
残雪が多いって聞いてたけど大丈夫かな。
女人堂のお兄さんに聞くと、雪渓を横切る場所があって、危険ではないけど注意するように、と。

では、行ってみましょう!




























とくに危なげなく全員通過!
そして開田山頂に到着。三ノ池が見えました。




青い色のきれいな湖です。


ではお昼にします!キムチやソーセージとか担いできたんでプデチゲ!







これはかなり旨かった!KIKUちゃんありがとう!コーヒーも!


そしてたっぷり休憩してお腹もいっぱいになったところでまだ時間もあるし継子岳へ向かう。


この景色ヤバくないですか!















素晴らしい景色に圧倒されながらも岩を乗り越えて。途中みんなでナル大会。









そして継子岳に到着。







ではでは、本日おせわになる五ノ池小屋へ行きましょう。途中で見えた三ノ池。



ここが五ノ池小屋。



お疲れ~、カンパーイ!


生ビールは800円なので、そう何杯も飲めません。


だから、おかわりは缶ビール。


おつまみはオイルサーディンを。





あかん、また調子に乗りすぎてまう。
ちょっと散策しよう。





そして晩ご飯だー。



夕焼けを見て、星を見て、ギター弾いて、ワイン飲んで。





そろそろ寝ましょう~。





2013年8月4日 日曜日 4:30頃?起床。だけど外を見ると真っ白~。だめだ、ご来光も見えないね。真っ白過ぎて写真もナス。
朝ごはんを食べるけど、出発するかどうか迷うな。待ってたら晴れてくるかな。

でも、晴れそうな気配はない。外に出ると霧で服も濡れちゃうんでレインウェアを着て出発。
ほとんど写真ナス。視界はこんな感じ。



36童子の塔を数えながら稜線を歩いていく。晴れないかな~。



プチ難所も少し楽しんでたらようやく剣ヶ峰に登頂。3063.4m!







記念バッジを買ってお弁当を食べてたら、少し青空が!



なんとかギリで一ノ池も少し見えた。では下りますか。
ここからは黒沢口登山道をガンガン下りていく。







帰りは7合目で「ちからもち」を食べて行きましょう。


美味しゅうございました。
そしてロープウェイ→木曽温泉→木曽福島駅へ。レンタカーも返したし、カンパーイ!



ここで大阪へ帰るロッキーとはお別れ。KIKUちゃんと東京へ。車内でもカンパーイ!



塩尻であずさに乗り換えたのは憶えてるけど、気がついたらもうKIKUちゃんの降りる駅。寝てました。


やっぱり疲れてたんやな~でも帰宅して、明日から会社やし道具も片づけてから寝ました。
もっと色々書きたいこともあったけど今回は写真で!


またいつもの店で反省会しましょう!

登山部2013 ONTAKE!その1=前日入り

2013年08月10日 12時15分47秒 | 登山
昨年は開催できなかった我が登山部、
2013年はロッキーが大阪に転勤という条件の変化もあり。

なので大阪からのアクセスも考えて行先は木曽御嶽山に決定。


2013年8月2日(金)
午前で仕事を終了してあわてて出発。
新宿駅へ向かう。
新宿駅ではお弁当とか購入。
でもビールはお預け。


新宿駅から特急あずさに乗車、塩尻からしなのに乗り継ぎ木曽福島へ向かう。
ついたらレンタカーだから飲むわけにはいかず。


朝からロッキーがビールの写真をメールしてきて、
そして立川から合流してきたKIKUちゃんも隣でビール飲む。


自分が飲んでなくて隣でビール飲まれると意外に匂うことを発見。
いや~飲みたかったけど別に怒ってないから。


で、塩尻で乗り換えるのに勘違いして岡谷で降りちゃったりトラブルあったけど、
無事にしなのには乗り継ぎできて木曽福島へ。




ここでレンタカーを借りて、


ホテルへ。


上松町の寝覚めの床にほど近い「ねざめホテル」。
まずはお風呂に入ってから乾杯!(指も写っちゃった)


そして夕食でもう一度乾杯!




部屋に戻ってまた飲んで。調子に乗って飲んでたら翌朝は二日酔いじゃないけどお腹が・・・



つづく・・・