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東京電力社長

2019-07-16 18:09:03 | 日記
東日本大地震時の福島原発の事故もあり、東電にはあまりいい印象がありません。
そんな中、プレジデント誌のインタビューでの社長さんの発言です。
過去最年少での社長就任らしいです。

◆東電社長さんは立派な人みたいです
 断片的ですが、発言内容を拾ってみました。
 ・再生可能エネルギーのうち、太陽光は設備稼働率が13%程度であまり期待していません。
 ・風力発電、とくに洋上風力はコスト低下の余地が大きいと考えている。
 ・水力発電は、国内においては開発されつくした感がありますが、日本の技術力を海外で生かせるはずです。
  昨年から、ベトナムでの水力発電事業に参画しています。
 ・蓄電設備については、現時点ではコスト的限界があると考えている。需要と供給のミスマッチを解消する方向に注力したい。
 ・ロシアとの共同経済協力での電力供給は、需給調整上海外とつながるメリットもあると考えている。
 ・採用人材は、テクニックに優れた人(学業優秀?)というよりは、自分で道をどんどん切り開いて問題解決が出来るような人
  に入社してもらいたい。
 ・組織として、やってはいけないことをやってしまう人が一番困りますが、やってはいけないことについて、なぜやってはいけ
  ないのかを考えて、それに対してきちんと提案できる人が重要だと思います。
 ・事実をきちんと観察できる人、また起こっている問題について結局どのような構造になっているかを概念化できる人が大事だと
  考えています。
  やはり現場に行かない人は情報量が少なく、偏見を持って議論することも少なくありません。
  事実をきちんと直視出来て、事実から何を学べるか、そして、いかに現場で起きている問題を概念化できるか。
  これからは、エンジニアについても統合的な能力が必要になってくると思います。

 東電に対する見方をちょっと上方修正したほうがいいかなと思いました。
 でも、忘れちゃいけないのは、それでもなおあの事故が起きてしまったということなんですよね。
 生まれ変わるぐらいの勢いで会社の体質を変えて、日本のためにも頑張っていただきたいものです。