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大丈夫か東海SM

2019-07-24 07:58:57 | 日記
SM(食品スーパー)の成長が停滞して久しい。
しかし、まだまだ売上ボリュームは大きく、雇用者数も多い。
コンビニと並んで、そんな小売りの主力業態だが、両業態ともドラッグストアの挑戦を受け続けている。
そしてとうとうあの企業が本格攻勢するとのこと。
東海エリアのSMは、大丈夫なんでしょうか。

◆コスモス薬品、中部・関西へ本格出店攻勢(産業新聞)
 九州発のコスモス薬品が、6月末で店舗数が節目の1000店を越えた。
 ここ数年、年1割ペースで出店を続けてきた結果だ。
 たしかに年商ベースでは、まだ5~6位といったところだ。
 しかし、その成長力・競争力は際立っている。
 ドラッグストア業界では、提携や再編交渉が相次ぐが、コスモス薬品は自前主義だ。
 M&Aで店舗だけ手に入れても、標準化をはずれた売り場となるし、従業員のモチベーションも上がらないからだ。
 自前の店舗でローコストを進めた方が、結果的には早く標準化店舗を多店舗展開できるとの判断だろう。
 麻雀でも、早く上がろうと、ポン・チーを繰り返すと、かえって手を遅らせるということもある。

 今期の出店は、86店舗程度か。
 ドミナントエリアの九州・四国・中国は30店。
 中部・関西は55店と注力エリアは明快だ。
 怖い、本当に怖い。
 東海エリアに先行して出店していた、くすりのアオキやゲンキーなどその比ではない。
 その証拠に、すでにアオキは、正面衝突を少しでも避けるため、首都圏へ出店の方向を変えた。
 ココカラファインやスギ薬局の弱虫連合(失礼:並み連合かな)の動きや、ゲンキー株価の先見性を見ると(弱含み)
 大多数の世間は、こういったことを盛り込んで行動してるのでしょうね。
 で、再度、東海エリアのSMは、この大波で大丈夫なんでしょうか。