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面接はAI

2019-07-25 18:10:06 | 日記
就活をされている方にとって、空前の売り手市場とのことです。
労働力市場の需給とか、時の経済状況とかが影響するようですが、まあ幸運な時代なんでしょうね。
そんな中で、産業新聞によると、就活にもAIが導入されているとの事です。
もしかしたら、すでに経験された学生さんもいらっしゃるかもしれません。
以下はその驚きの報告。

◆就活にもAIが参画
 就活生の面接について、従来は一人の学生につき複数の担当者が30分程度の面接を行っていた。
 これは日時調整に時間がかかるだけでなく、担当者の負担が大きく、優秀者の取りこぼしもあったとみられる。
 そこでAIが事前に社内の優秀者(ハイパフォーマー)500人分の特徴をインプットする。
 そのうえで、1次面接についてAIシャインを用いるのだ。
 目的は当然効率性なのだが、それだけでなくより学生一人当たりの特徴が深堀出来るのだという。
 
 AIが、受験者と対話し面接リポートを作成する。
 ・学生時代に熱中したことはありますか。
 ・活動の期間と内容について教えてください。
 ・もう少し詳しく教えてください。等々、人間の面接官とほぼ変わらない質問が続く。
 発言内容だけでなく、視線や目元、口元、顔の筋肉の動きも捉える。
 こういった表情の動きや、声の抑揚などから得られるデータを掛け合わせるという訳だ。
 15分以上続ければ、100万の情報を取得し、25000通りの特徴を見極めるという。
 そして、シャインが作成した個人に関するリポートを担当者が読み込むことにより合否判断へとつなげるのだ。

 学生にもメリットはあるようだ。
 地方の学生が東京の企業を受験する際の費用や時間はばかにならない。
 授業やアルバイトの合間でも受けることができる。
 GWに自宅で、ということもできる。
 双方いいことづくめのようですが、ちょっと心配なのは、いわゆる平均的に優秀な人ばかりが残っちゃわないのかな?
 時代や企業や組織を変えていくような力のある個性的な人材は、うまくすくいあげることは可能なんでしょうかね。
 とは言っても、すごい時代になってきたものですね。