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もう手遅れか

2019-07-20 08:42:22 | 日記
衣料品夏物商戦について、某百貨店の幹部は肩を落としながら夏商戦の行方を語った。
「もう手遅れでしょうね」。
ワークがウオッチしている産業新聞からです。

◆衣料品は完敗か
 衣料品の夏物商戦は、一にも二にも天候に左右される。残念だが、これは既に数十年継続している公理なのだ。
 言うまでもなく、夏物商戦の最大の誤算は長雨による冷夏だ。
 6月末からのセールは、完全に不発に終わった。
 しかも、関西ではセールが始まったタイミングでG20首脳会合が開催された。
 交通規制により、都心部へのアクセスが極端に制限され、結果客足が遠のくこととなった。
 
 さらに参議院選挙が追い打ちをかける。
 国政選挙があると、選挙違反を恐れてギフト関連の売上も湿りがちとなるのだ。
 消費税のアップも控えるが、ポイント還元の影響か駆け込み需要はほとんど見られない。
 現在の低調な個人消費は受け入れるとしても、来期以降の消費マインドはどうなるのか。

 著名なアナリストはこう語る。
 円高の来襲に留意すべきと。
 米国の利下げで、日米の金利差が縮まりつつあり、円高の下地ができつつある。
 これから(参議院選挙後)本格化する日米貿易交渉も気がかりだ。
 韓国との通商についても適時留意が必要な状況となっている。

 景気は天気次第、と言われるが衣料品関係者の中には夏の冷気にさらされながら来期以降の景気の行方も心配しているらしい。
 ということらしいです。
 世の中の景気の良しあしが、給料の増減に直結するのはなかなか受け入れ難いんですが、しょうがないんでしょうかねぇ。
 さて、今後どうなっていくののでしょうか。
 うまく景気・経済コントロールをしていただくことを願うばかりです。