現実は正解

物事には表面と裏面があるというのはよく言われることだ。
ある面から見れば正しくとも、別の方向から見れば正しくないこともある。
また、人によって正解と不正解が逆転することさえある。
だが、それを理由に言い訳を続けていては成長はないようだ。

◆立川談志師匠の言葉
　少し長いが全文を引用してみた。
　「よく覚えておけ。現実は正解なんだ。
　　時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。
　　現実は事実だ。そして、現状を理解、分析してみろ。
　　そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。
　　現状を認識して把握したら、それを処理すりゃいいんだ。
　　その行動を起こせない奴を俺の基準では馬鹿と言う。」

　自分の失敗や停滞を、人のせい、時代のせいにして思考停止してしまう。
　そしてそのまま、行動に移せない人はためらいもなく馬鹿ということらしい。
　師匠が言う通り、大切なのは、分析、把握、処理の３ステップのようだ。
　だがその前提として、「現実は正解」ということを受け入れねばならない。
　失敗や停滞は、自分自身のせいなのだ。
　認めるのはつらいかもしれないが、ここを乗り越えねば次のステップに移ることは出来ない。

　→うんうん　何につけ周囲のせいにすることは、不毛なことだと思います。
　　すべては自分・・・